【天候】
滞在中、雨が降ったのは最終日の2〜3時間だけ。
これは奇跡的と思われる。
天気予報を見ていても、ミュンヘンやベルリンでは降っていることが多かった。天に感謝。
寒い(くらい)。フリース必携。
ドイツの宿にクーラーは不要。
北海道に行くつもりにしているとだいたい合う。
地形、風土的にも北海道と似ている。牧地や丘が続く様子など。
【飛行機】
ルフトハンザ。
搭乗当日のチェックイン時、席に空きが生じていたのだろう、ビジネスが半額で販売されていた。割安。
行きは長く感じる。
【レンタカー】
ハーツを日本で予約。
フランクフルト空港の地下に駐車場。かなり遠い。
また、返す時、満タンにしたくてもGSがあまりない。
私たちは一旦戻った後、近くのGSを教えてもらい、行ったが
ICチップ付のカードが要り、困っていたところを親切な伯父さんに助けられた。
【アウトバーン】
フツーの自家用車が130〜160km/hでスイスイ。
こういうところを安定して高速走行できるようドイツ車は造られているということを納得。
工事中のところは、幅が狭く、怖かった。
【宿】
ガストホーフ。一階はレストラン。
そこで食べてもいいし、買出しした惣菜を持ち寄り、バルコニーでパーティーも可。
普通バスはなし。シャワーのみ。
日本から予約したつもりでいたEibtalar Hofは満室。
そこで紹介してもらった、
@Hutzer stub’nは、誰にも教えたくないくらいいい御宿。
これだから人生何が起こるかわからない。
女将さんのきっぷが最高。
パン焼き、必見。
結局、ここに3泊。
34ユーロ。その後の宿は以下のとおり。
APlechの真ん中の宿。名物おばさんがしきる。
そのご主人は話好き。豚を裏で飼っている。23ユーロ。
BGessweinSteinの教会の隣。教会には博物館もついている。
ここは丘の上の古い街。城も大きい。
日曜日の早朝ミサ、必見。
ドイツ人にとってのキリスト教がどういうものか、わかる。
30〜32ユーロ。ABは4泊した。4泊すると少し安くなる。

Hutzer stub’n の宿
【スーパー】
大きな町なら、雑貨屋が一軒はある。
そこでたいがいのものは買える。
また、GSにコンビニ風の店がついている場合もある。
スーパーは探さないと見つからない。
車で走っていて、たまに「あった」って感じである。
大きかったのは、GessweinStein北東町外れにあるもの。EDEKA。
【トポ・地図】
何通りもあるようだ。
Betznsteinにあるクライミング・ショップStoneStoreで購入。
「1・2」に分かれているものはアプローチが分かりやすい。
ただし、☆マークなし。
英語でいいとこどりで編集されているものは手軽で重宝。
ただし、これではアプローチが分かりにくいだろう。
地図は詳しいものがあるにこしたことはないのだが、私たちは雑貨屋で購入したものですませた。
【ルート】
事前にWebSite8aで見て、よく登られているものをリストアップしておき、選考の参考とした。
何しろエリア数&ルート本数が多く、どれを登るか迷う。
【エリア】
独断と偏見でお奨めのものから。
KrottenseerTurm マクシミリアンヴァンドと同一箇所 。大変歴史あるエリア。
私はここのChasin’
the Train(9) を4撃できたのがツアー最高の結果だった。
Weissenstein 通称「食パン岩」お手ごろのルートが多い。
Obere Schlossbergwande 最新ルートがひしめくエリア。
Gessweinsteiner Wand ザウタンツ(9-)3回目でRP。古いエリア。
Stadeltenne 質の高いルートが数本
。マッサーバイト(9-)2撃。
Marientaler Wand ストロマイン(9)をやってみた。時間切れ。たいへん面白い。
Puttlacher Wand 長いルートが多い。 トライブジャグド(9-)FL。グッド・ルート。
Diebesloch 北に外れたエリア。内容はよい。
Kuhlohfelsen 家族連れでいっぱいだった。
ライフフューアディーインゼル(8)は17メートルでボルト3本(!)。MOSしましたが・・・。
その他 ヘラクレスのあるエリアはこの時期日当たり良好すぎで、登攀には不適でした。
【レスト日】
・バイロイト 18世紀のオペラハウスがよい。
・ニュルンベルグ デューラーの家のビデオは日本語バージョンもある。
・バンベルグ ラオホビアはここでしか味わえない。
途中にあるエバーマンシュタットの北側の採石場跡ではアンモナイトの採集にハマりました。
・ローテンブルグ 帰途、城内で一泊しました。
・Plech の宿で地元の街々を回っている音楽+漫才ショーを鑑賞。要ドイツ語力。
【感想】
今回は直前まで左手薬指の腱(A1)が治りきらず、体調を整えることができないまま
行くことになってしまったのが、少し心残りでした。
でも「登れなくてもいいや」と思っていたわりには、とりあえず登れたので、まぁ良かったです。
シーズンなのでヨーロッパ各国から大勢が来ていました。ルートの質の高さは絶品でした。
ただしグレードは辛目です。
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