【花輪和一さんのページ】

          【著者略歴】
1947年4月生まれ、埼玉県出身。
現在は北海道在住。
1970年からイラストレーターとして活躍。
翌年1971年『かんのむし』(月刊漫画ガロ)」で漫画家としてデビュー。

【参考】
花輪和一FANSITE 花輪大明神 へそひかり


下記資料は花輪大明神 へそひかり のアーカイブを元に作成しました。

番号 タイトル 出版社 月日 へそひかりアーカイブ
1 「花輪和一作品集」  青林堂  1977年1月23日  アーカイブ
2 「月ノ光」  青林堂  1980年10月10日 アーカイブ
3
「新今昔物語 鵺」
双葉社 1982年12月24日  アーカイブ
4 「護法童子」其之(一)  双葉社  1985年6月24日  アーカイブ
5 「赤ヒ夜」  青林堂  1985年12月20日  アーカイブ
6
「護法童子」其之(二) 
双葉社 1986年5月24日 アーカイブ
7 .「浮草鏡」  双葉社  1987年5月20日  アーカイブ
8 .「江戸昭和競作 無惨絵 -英名二十八衆句-」  リブロポート  1988年1月20日 アーカイブ
9 「朱雀門」  日本文芸社  1988年2月20日  アーカイブ
10 「猫谷」  青林堂  1989年10月3日  アーカイブ
11 .「コロポックル」  講談社 1990年12月18日  アーカイブ
12 .「御伽草子」  双葉社  1991年3月27日  アーカイブ
13 .「水精」  ペヨトル工房  1991年11月30日  アーカイブ
14 「天水」第一集  講談社 1994年2月23日  アーカイブ
15 .「天水」第二集   講談社 1994年7月22日  アーカイブ
16 .「月ノ光」[新装版]  青林堂  1996年2月23日  アーカイブ
17 .「朱雀門」[改訂版]  青林工藝舍 1998年7月24日  .アーカイブ
18 .「刑務所の中」  青林工藝舎  2000年7月25日 アーカイブ
19 「劇画草紙 潔浄魂」  ドンコミック  2001年1月10日  .アーカイブ
20 「ニッポン昔話」  小学館  2001年1月10日  .アーカイブ
21 「刑務所の前」第一集  小学館  2003年1月1日  アーカイブ
22 「天水」[完全版] 上巻  講談社  2003年1月23日 アーカイブ 
23 「天水」[完全版] 下巻  講談社 2003年2月21日 アーカイブ
24 .「刑務所の中」[コンビニ版]  講談社  2004年3月3日 .アーカイブ
25 「不成仏霊童女」  ぶんか社  2004年7月10日 アーカイブ 
26. 「コロポックル」完全版  講談社  2004年7月23日 アーカイブ 
27. 「刑務所の前」第二集 小学館  2005年2月1日  アーカイブ
28. 「刑務所の中」 [文庫版] 講談社 2006年5月12日 アーカイブ
29. 「水精」復刻!  ぶんか社  2006年7月1日  アーカイブ
30. 「続・不成仏霊童女」 ぶんか社 2007年4月28日 アーカイブ
31. 「刑務所の中」 [文庫版コンビニコミック] 講談社 2007年5月7日 .アーカイブ 
2009年5月3日

「護法童子」花輪和一(ぶんか社)

内容 花輪版信貴山縁起絵巻
一般的面白さ ★★★★
個人的趣味 ★★★★☆
キャラクター ★★★★☆
雰囲気 ★★★★★
点数 86点
気分 ひたすらありがたい。
オススメ ★★★★
ネット上の紹介 なし
絶版になっていた作品の復刻。
非常にありがたい。
手に入らない、と思っていたから。
でも、すぐ絶版になりそう。
2009年4月19日

「不成仏霊童女」花輪和一(ぶんか社)
内容 仏教説話風時代絵巻
一般的面白さ ★★★★☆
個人的趣味 ★★★★★
点数 92点
気分 ファン必読
オススメ ★★★★☆
ネット上の紹介 なし
一般にはホラーに分類されているようだが、単純ではない。
これぞ花輪ワールド、である。
ペンタッチがすばらしい。
平安末期から鎌倉時代の雰囲気が出ている。
それにしても、花輪作品のファンは少なからずいる、と思われるが、
すぐに絶版になるのは困ったものだ。
ところで今回、あの小林源文氏と花輪氏が親しい間柄であることが判明した。
小林源文氏は知ってのとおり、ミリタリー劇画の第一人者。(マニアック!)
同じマニアックな世界どうしで相通ずるものがあるのだろう。
PS
豆知識として、『ちびまる子ちゃん』の登場人物「花輪和彦」は、花輪和一からとられたという。
(by ウィキベディア)
こういう知識を蒐集するのもマニアの悦び。
005年1月9(日曜)晴れ

「刑務所の前(第2集)」花輪和一(小学館)
花輪和一氏の最新刊。
何とも形容しがたい作品だ。
中世世界、拳銃マニアの世界、ムショの詳細図解が三つ巴となり展開する。
ストーリーはいよいよ混沌としてきた。
いったいどうなるんだ?
オビの「大友克洋推奨!!」の文字が光っている!
2005年7月9日(土曜日)雨

「鵺−新今昔物語−」花輪和一(双葉社)
やはり、タダモノではなかった。
今昔物語に題材して、意表をつく展開と結末。
日本漫画界には才能あふれる方々が大勢いらっしゃるが、誰もマネができない。
それだけ特異な存在でしょう。
まいりました・・・。
(でも、どーして絶版になってしまうのか?)
一般受け、しないのでしょうね。
ところで、この本、うおさんよりいただいた。
入手困難なので、ありがたい。
感謝!

004年10月24(日曜)晴れ

「コロポックル」花輪和一(講談社)
これは面白い。
空飛ぶ亀やSLに乗って、コロポックルの国を訪問する話。
なんと言っても、絵がいい。
味がある。
こんな話をよく考えつくものだ。
私は入手可能な花輪作品を集めているが、ほとんど絶版状態。
でも、今回のように時々、復刻されるのでありがたい。
今まで読んだ中では「天水」がいちばん面白かった。
次が、この「コロポックル」かな?


2003年8月9日(土曜)雨のち曇り

これはすごい作品である!
今まで見過ごしていたのは、痛恨の極み!
こんなすごい作品を見逃すなんて。
平安時代末期(たぶん)を舞台にした、ファンタジーがカテゴリーと思われるが、
ジャンル別けは無意味。
10歳くらいの童女がもののけの河童と共に(母を訪ねる)旅に出て不思議を体験する、
これがあらすじ。
圧倒される。イマジネーションが並じゃない。
花輪和一さんの作品をネット上で探したが、ほとんど絶版状態。
やはり世間のレベルは低いのか?
他の作家のつまらん作品が売れて、
こんな優れた作品群が手に入りにくいなんて。