【東村アキコさんのページ】


          【著者略歴】
1999年23歳『フルーツこうもり』でデビュー。
夫は俳優、作家、演出家のIKKAN。また、弟は漫画家の森繁拓真

作品リスト

「きせかえユカちゃん」(「Cookie」連載、りぼんマスコットコミックス(集英社)刊)
恋のスリサス(2002年、りぼんマスコットコミックス刊。ISBN 4-08-856348-4
白い約束(2004年、りぼんマスコットコミックス刊。ISBN 4-08-856575-4
ゑびす銀座天国(2005年、りぼんマスコットコミックス刊。ISBN 4-08-856586-X
ひまわりっ 〜健一レジェンド〜(「週刊モーニング」連載、モーニングKC(講談社)刊)


「きせかえユカちゃん」(1)〜(11)連載中 ★★★★★ 2001.8.12〜
「恋のスリサス」 未読 2002.
「白い約束」 ★★★☆ 2004.11.20
「ゑびす銀座天国」 ★★★★★ 2005.1.19
「ひまわりっ」(1)〜(7) ★★★★ 2006.5.23〜
2008年4月26日(土曜)

「ひまわりっ」(7)東村アキコ(講談社)
内容 健一レジェンド第7弾
一般的面白さ ★★★★
個人的趣味 ★★★★☆
キャラクター ★★★★☆
ストーリー ★★★★
点数 85点
気分 分析がするどく、ギャグがさえる
オススメ ★★★★
第76回「ボーンアイデンティティー」で宮崎名物チキン南蛮が紹介されている。
この濃い味付けが美味そう。
でも、作中の京都出身者が、
「こういう甘ったるい味の料理食われへんのですよ、
(中略)ポン酢でさっぱり食べた方が美味しいと違いますか〜?」
私もクライミング等で他の地域に行くと感じる。
味が濃すぎる、と。
関西人は薄味じゃ〜、と。
(外国に肯定的な意味で、「薄味」と言う語彙があるのだろうか?)
その素材本来が持つ味を消し去るような味付け反対!
うどんも薄味で食べたい。


「恋のスリサス」東村アキコ(集英社)

面白さ
内容 東村アキコ、初期短編集
点数 82点
気分 気になっていた作品を読んですっきり
オススメ
あちこちの書店をまわっても見つけられずに困っていた作品。
梅田の専門店で入手。
一番最初に出版された初期作品集。
さすがにおもしろい。
満足。
2007年12月24日(月曜)

「ひまわりっ」(6)東村アキコ(講談社)
面白さ
内容 講談社モーニング連載コメディ
濃度 笑えるよ
点数 85点
読後 すっきり気分良好
オススメ
いつもの書店に行くと、「6巻でたよ」、と書店のオヤジ。
こんな早くに6巻がでるとは!
見逃していた。
さすが、なじみの書店、筆者の買う本を分かっている。
(少し怖い気もするが)
まっ、いっか。
おもしろかったし。

2007年10月27日(土曜)

「きせかえユカちゃん」(11)東村アキコ(集英社)
面白さ
内容 Cookie連載コメディ
濃度 男性は購入しにくい?Cookieだしね・・・
点数 93点
読後 今回も声を出して笑った
オススメ

出ました、11巻目!
待ってました。
やはり面白い。
今回も笑わせてもらった。
ユカちゃんのみどりちゃんのペアは最高に楽しい。
今回は大きなキャラ移動があった。
ユカちゃんのお姉さんがベルギーに留学してしまい、
みどりちゃんに妹ができたことだ。
ニックネームは「親分」!
本屋に行ったら、大量に平積みされていた。
さすが人気作品。
(もしかして工作員のしわざ?)

PS
オビを確認したら、こちらには「ひまわりっ」の宣伝が!
クロスオーバーフュージョン現象か?
集英社と講談社が結託したのか?
でも、Cookieとモーニングだぞ!
この読者層が重なるってのが怖い。

2007年10月27日(土曜)

「ひまわりっ」(5)東村アキコ(講談社)
面白さ
内容 講談社モーニング連載コメディ
濃度 一般受けする、と思うけど
点数 85点
読後 笑ってすっきり
オススメ
宮崎を舞台にしたローカル色あるコメディ。
シリーズ5巻目。
ギャグの冴えは衰えず。
5巻目も絶好調で失速せず。
濃いキャラとギャグが楽しい。

PS
一番驚いたのは、講談社の作品にもかかわらず、
オビの宣伝に『集英社「きせかえユカちゃん」最新第11巻大好評発売中!!』、となってることだ。
いったいどういう事?
こんなことってありえん!
ここまで、講談社は柔軟で寛容なのだろうか?
それともお金をもらったのか?
まさか、天下の講談社がお金を貰ったくらいで、集英社の宣伝をするだろうか?
驚異の東村アキコパワーだ。
工作員が動いたのかもしれない。
2007年8月15日(水曜)

「白い約束」東村アキコ(集英社)

初期の短編集、3作。
初期はこんな作品も描いていたんですねぇ。
典型的な少女マンガ。
・・・思春期の男女をくっつけたり、告るかどうかで悩んだり、って話。
読む必要なかったかな、って思いながら読み始めるが、意外とよかった。
(1)「白い約束」フン、って感じで読んでいたら、最後に泣けた。(困ったものだ)クッキーボックスH14早春号。
(2)「ヒッチハイク」ちょっとしたことから家出をして、ヒッチハイク。クッキーH13.10月号掲載。
(3)「フルーツこうもり」これがデビュー作「ぶーけデラックス」H11新年号掲載。
以上3作品に、「私がネコ派になったわけ」あとがきマンガがプラス。
初期の作品集だけれど、デビュー作にして、すでに現在のキャラを垣間見ることができる貴重な作品。
東村アキコファンなら買って損はない。

2007年8月15日(水曜)

「ゑびす銀座天国」東村アキコ(集英社)

実を言うとあまり期待せずに読んだ。
よかった!
ギャグだけじゃない。
シリアスもうまいじゃないか!
「ユカちゃん」(8)に併録されていた「ドライアイス」の続編にあたる。
こちらも回を追うに従いおもしろくなっていく。
ドライアイス店の釣り好きおやじも、店員のヨッちゃんも実在感ある。
最終回のドライブ編が最高。
そのへんの小説よりよっぽどレベルが高い。
著者の実力を再確認した。
映像化してもいい画になる、と思うよ。

2007年8月15日(水曜)

「ひまわりっ」(1)〜(4)東村アキコ(講談社)


「きせかえユカちゃん」のあとがきページが独立して連載となった。
そらが「ひまわりっ」である。
集英社のあとがきが講談社の連載になるってのがすごい。
業界初、じゃないだろうか?
すなわち「健一レジェンド」だ。
回が進むに従いおもしろくなっていく。
「ユカちゃん」同様すべてのキャラが濃い。
副主任と秘書課のエビちゃんが好き。
この2人のコントが楽しい。


2007年8月13日(月曜)

「きせかえユカちゃん」(1)〜(10)東村アキコ(集英社)

ガハハ、これは笑った。
おもしろすぎ!
1975年生まれらしいが、知識は豊富。
なぜこんな事を知ってるの?、って古いことをギャグにしている。
解る人にはたまりませんっ、って感じ。
また、様々な「お約束」もパロディにしている。
すべてのキャラが濃いのも魅力。
また、中心となる小学6年ユカちゃんとみどりの凸凹コンビも最高!
とりあえず、一巻を読んでみて。
第4話「おはなみ」が好き。
ユカちゃんと泥酔した担任の定岡先生(通称貞子)が焼酎ビンを持ってピンクレディを熱唱するシーン。
もう笑ったよ。
このあたりで笑えないようなら、残りを読む必要ないでしょう。
この作品を読む必要もないでしょう。
感覚だから。

PS
泣かせるより笑わせる方が10倍難しい。
蛇足ながら付け加えておく。

【参考】
東村アキコ - Wikipedia

東村プロ公式Web - 東村プロダクション公式Web。