【参考】 |
書名 | オススメ度 | 内容 |
「神去なあなあ日常」 | ★★★★☆ | 青春+林業小説、三浦しをんさん最新刊 |
「仏果を得ず」 |
★★★★☆ | 文楽に賭ける若手大夫の熱い青春。 |
「まほろ駅前多田便利軒」 | ★★★★ | 便利屋・多田の元に持ち込まれる難問珍事件、直木賞作品 |
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2009年8月9日 「神去なあなあ日常」三浦しをん(徳間書店)
三浦しをんさん、いろいろ考えてるし、取材も丹念。 先日、三浦しをんさんの「仏果を得ず」を読んだけど、これは文楽界が舞台。 こんどは、林業が舞台。 山はよく行くけど、林業の実態は知らなかった。 こんな風に植林するのか、ふ〜む、って感じ。 よく調べておられるし、現地取材も熱心にしたんでしょうね。 山に対して愛情が感じられる。 PS 林業は私にはムリそう。 山は好きだけど、虫が苦手だし。 |
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2009年6月28日 「仏果を得ず」三浦しをん(双葉社)
なかなか、おもしろそうな世界。 能狂言、歌舞伎、文楽、落語・・・このあたりの基本知識は日本人としてあらまもしい。 機会があれば、もう少し探求したい。 |
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2008年4月13日(日曜) 「まほろ駅前多田便利軒」三浦しおん(文藝春秋
便利屋・多田の元に高校時代のクラスメート行天が居候。 この行天をはじめ登場人物が変なヤツばかり。 この変人キャラ大集合のおもしろさ。 自称コロンビア人の娼婦・ルルとルームメイト・ハイシー。 ヒモのシンちゃん。 ヤクザの星と女子高生の彼女・清海。 チワワのハナちゃんと元飼い主・小学生のマリちゃん。 予言する曽根田のばあちゃん。 ストーリーがまとまりすぎない、ってのがいい。 様々なキャラが複雑に絡み合う。 (最近の作家は器用にまとめすぎる) そう言う意味で小説らしい小説。 小説の王道、と言える。 PS 読んだ後で気づいた。 第135回(平成18年度上半期)直木賞受賞作品。 どうりでレベルが高いはずだ。 |