【荻原浩さんのページ】

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    荻原浩 - Wikipedia
2009年3月8日

「ママの狙撃銃」荻原浩(双葉社)
内容 主婦のハードボイルド、スナイパー小説
一般的面白さ ★★★★
個人的趣味 ★★★★☆
キャラクター ★★★★☆
点数 88点
気分 日常の詳細を積み重ねてリアリティの演出、みごと!
オススメ ★★★★☆
ネット上の紹介 「もう一度、仕事をしてみないか」
ふたりの子どもにも恵まれ、幸福な日々を送る福田曜子の元に届いた25年ぶりの仕事の依頼。
幼い頃アメリカで暮らした曜子は、祖父エドからあらゆることを教わった。
射撃、格闘技、銃の分解・組み立て…。
そう、祖父の職業は暗殺者だった。
そして曜子は、かつて一度だけ「仕事」をしたことがあった―。
家族を守るため、曜子は再びレミントンM700を手にする。
荻原浩の新たな地平。“読み出したら止まらない”サスペンス・ハードボイルド。

2009年2月7日

「僕たちの戦争」荻原浩(双葉社)
内容 タイムトラベルもの
一般的面白さ ★★★★☆
個人的趣味 ★★★★★
キャラクター ★★★★★
ストーリー ★★★★★
点数 94点
気分 いったい日本、って国は・・・
オススメ ★★★★★

今回も手抜きで、ネット上の紹介を転載する。(スマン)
2001年9月12日世界貿易センタービルに旅客機が突っ込んだ翌朝も尾島健太(19)は、
テレビの臨時ニュースや新聞には目もくれず、一人サーフィンに出かけた。
バイトをクビになりガールフレンドのミナミとも喧嘩中で会えないからだ。
しかし、大波に呑まれた健太が目を覚ますと、そこは1944年だった!
1944年9月12日霞ヶ浦飛行場から飛び立った石庭吾一(19)は、「海の若鷲」に憧れる飛行術練習生だ。
しかし、操縦を誤って海に墜落してしまう。蘇生した吾一が目覚めたのは、なんと2001年だった…。
根拠なしポジティブのフリーターとバリバリの特攻隊員が入れ替わり―どうなる、ニッポン!?
愛と青春のタイムスリップ・ウォー。


以上、いかがでしょうか?
もう読んだつもりになった、って?
そう言わずに読んでみて、面白いし、考えさせられるし。
昭和19年から来た吾一が現代日本に対するコメントが興味深い。
それにしてもこの結末は!
2009年1月12日

2007年1月号「ダ・ヴィンチ」P246『仕事に前向きになれる、サラリーマン・OL物語は?』、ってのがある。
小説で紹介されているのは・・・
「神様から一言」荻原浩
「ガール」奥田英朗
「フライ、ダディ、フライ」金城一紀
「カイシャデイズ」山本幸久
「ワーキングガール・ウォーズ」柴田よしき

・・・以上、いかがでしょうか?
なかなか良いところを紹介している。
(これ以外にも、近藤史恵さん、平安寿子さんとかどう?)
さて、気になったのは山本幸久さんと、荻原浩さん。
今まで読んだことがないので読みたくなった。


「神様から一言」荻原浩
内容 ユーモア・オフィス小説
一般的面白さ ★★★★☆
個人的趣味 ★★★★☆
キャラクター ★★★★☆
ストーリー ★★★★★
点数 88点
気分 よく出来ている
オススメ ★★★★☆
上記2作は甲乙つけがたく面白かった。
でも、どちらかというと山本幸久さんの方が好み。
ストーリーとしては「神様から一言」の方が起承転結があり盛り上がる。
どちらもオススメ、読めば元気になる。
もし、他の作品・・・
「ガール」奥田英朗
「フライ、ダディ、フライ」金城一紀
「ワーキングガール・ウォーズ」柴田よしき

以上、3作品を読んでいないなら、これらもオススメ。
特に「ガール」は女性心理のツボを押さえている、男性作家とは思えないくらい。