だいぶ前から頼んでいた。
uedaさんから【島根レポート】をいただいた。
(ありがたい)
uedaさんは、morinaga氏の旧いクライミング仲間で、
このところ私の年末年始・GWツアーにも参加いただいている。
(今年GW『二子ツアー』最終日「穴ムジ」12cのビレイをいていただいた・・・感謝!)
では早速読んで、この秋シーズンの参考にして下さい。

byたきやん


【島根半島フリークライミングツアー】by ueda

2006年7月28日(金)夜発〜8月1日(火)
【メンバー】 M氏、Sさん、私


28日】 M氏が私とSさんをピックアップして、京都の亀岡経由で国道9号線を走り、
松江で
431号に入り、島根半島の「道の駅秋鹿なぎさ公園」に5時間強で到着。テントで仮眠

29日】 早朝 桂島キャンプ場に出発。キャンプ場は小さな島で橋架かっているが、
車は通行不可、金
1000円の船で荷物を運んでもらう。ここから一番近い沖泊の岩場に行く、
沖泊港手前を左に取り、展望台駐車場に車を止め、空荷で見に行く、
階段を登り雨でぬかるんだ踏み跡を辿り稜線に出ると眼下に海と、岩場が見える。
雷雨予報が出ているので、このぬかるんだ道を登るのが嫌と、二人に拒否され、
M氏午後から登攀可能の地合の岩場に移動決定。
半島を端から端に移動、
1時間半ほどで西地合港に12時頃に到着、
海岸の駐車場に車を置き、炎天下の海岸を汗だくで、30分歩いて岩場によれよれで到着。
綺麗な海で私は泳ぎたかった。岩場には水が染み出していた。

爆チャピー 5.11b  M氏 オンサイト、私2撃、Sさん塩のぬめりと染み出し、手汗に負け敗退
(核心1ポイント我慢すればガバの連続、お薦めです。)

ブルーライン 5.11c 核心に染み出しがあって敗退
(核心のひねりはきつい、上部は細かいカチ、下部はガバの連続です。)

30日】午前中登攀可能な 魚瀬に行く(フェース) 
ノーマルルート 5.10a M氏 オンサイト、私1撃、 Sさん 2撃
(2本目 ランニングセット要注意 楽しい)

サマーバケーション 5.10c M氏 オンサイト、 私1撃、SさんTR
(下部は問題ないが、中間部の右手のガバから、終了点まで気が休まらない。)
昼近くになると岩場に日が当たりだした。
島根半島の名クラシック 燃えよドラゴン 5.11aはピン間隔が遠く、
厳しい立ち込みからポケットを持って次のホールドが見出せず、取り付かず。
観光に行く、出雲大社、ワイン飲み放題の島根ワイナリー、北山健康温泉 500円に入った。 
環境良好のキャンプ場で星空を眺めワインを飲む。

【1日】 夕べは飲みすぎました。 地合の岩場なのでゆっくりする。
爆チャピーにヌンチャクを残置していたので、アップに取り付くが、初日より水が滴り落ちている。
シミ出しがきつい。私は核心で敗退。Sさん レッドポイント狙いが駄目だった。

ブルーラインの核心も濡れている。私はTPで回収して登る。
本日皆収穫なし。女二人はあきらめモードで泳ぎだしました。 
帰りに鹿島多久の湯の温泉、400円に行く。

【2日】 私はキャンプ場の綺麗な海で泳ぎたくて仕方なかった。
早朝誰も居ない海で泳いで満足でした。荷物運びの船が無く、橋を2往復する羽目になる。
沖泊の岩場に行く。

アプローチは乾いていたが、岩場の取り付きはごみだらけ、岩は塩で滑るフェース。
終了点はロングテープで良好とはいえない。

人間フェース 5.9 私オンサイト 皆1撃 
(出だしからほんとに5.9?嫌らしい)

付和雷同 5.10b Sさん オンサイト 皆1撃
(カチのショートルート、一瞬エーとなる)

テェンニェン 5.11b 2P目敗退 
(島根半島屈指の人気ルート)
細かいホールドで太刀打ちできませんでした。

登攀は早々に終了して、海水浴場で2時間ほど泳いで、
水木しげるロードと堺港によって、
帰りは高速を使い、東出雲ICからで京都に帰りました。
5時間ほどでした。 

《桂島キャンプ場》
 テント1張り1500円 
1回200円の温水シャワー、トイレ、テントサイトは芝生で良好、
海水浴場がメインの所ですが、静かで良い。
 近くにコンビニとスーパーは無い、松山市街に行く。

《岩場》
地合、沖泊、魚瀬、七類、片句、倉内があります。
地元の方から頂いた情報です。

★地合の岩場は東向きで昼から日陰になります。
★七類、沖泊の岩場も割りと日陰が出来ます。岩場は北向きになる。
★片句、倉内湾は日当たりが良すぎて登るのはかなり辛いです。海水浴には最高。