前ページへ戻る

【私のオススメルート(2)】(2004年2月7日開設)
このページでは、皆さんの原稿をお待ちしております。
どしどし御応募下さい。よろしくお願いします。(たきやん)
★ ★ ★

次ページへ
kouno
【私のお勧めルート】について
最近、登ったルートは、恥ずかしいのと、思うところがあってパスします。
グレードはすべて僕の体感グレードです。

私のお勧めルート
まず、僕はみんなに面白いといわれている三ツ星のルートってどうなのか?って思います。
たとえば、城ヶ崎の11Aの3ツ星「風に吹かれて」ですが、
高度感、ムーブ、ランナウト、持久力等どれをとっても侮れないですよね。
三ツ星のルートってそのグレードでは、他に例を見ない独創的なムーブや内容を持っているので、
絶対難しいと思うのです。
ですから、RP出来たときは喜びもひとしお大きいのですが・・・・
最近、クライミングを始めた人は、必要以上にOSにこだわっていると思えるんですが、
僕には、すごくRPに苦しんだルートのほうが印象に残っています。
本当の実力がつけば徐々にOS グレードも上がってきますよ、きっと・・(笑)
現在、登攀自粛のエリアは、涙を飲んで外しました。(スサノオ・・・のぼりたかったな〜)


私のオススメルート
【関西・西日本編】
関西のお勧めルート
*サラマン 5.9(堡塁岩)NP
まだ、6級がグレードの上限だった頃、憧れていた。
まさか、5.9が初心者がすぐ登れるグレードになるとは・・・・
*スプリングサーテイ 10C(不動岩)
僕の会の先輩の名作です。仕事中に脳溢血で倒れ、逝ってしまいました。合掌。
*タイコ、ワンマンショー、ウリウリ(不動岩)
この3本はチッピングされたり、プロテクションが悪かったり、今は不遇の評価を受けている。
でも、まちがいなく関西の一時代を代表するルートだった。
みんなこれらのルートをRPするために努力していたときがあったのを思い出してほしい。
それに何故、冬虫夏草が3つ星なの???
*フィギュアヘッド 11B(駒形岩) 
ロクスノでは、プロミネンスが1位に輝いたけど、僕はこっちのほうが面白いと思う。
フィンガーヘッドが正しいという人もいる。
註釈;フィギュアヘッドが正解。ちなみに、当時の坂口さん手書きトポによると11cとなっている。byたきやん)
*突破口 12AB(柏木)
ぼくが初めて登った12です。何もいうことありません。
他にもいいルートがたくさんある柏木ですが、難しすぎる。とても、お勧めできない。
*被災証明 12C(こうもり谷)
関係者、皆さんの努力で解禁になった蝙蝠谷ですが、このラインを見つけた上山さんはすばらしい。
部分的にもろくてこれからもルートは変化していくでしょうが、いいルートは残っていくでしょう!
 
中国・四国のお勧めルート
*寺島ルート 12B(2ルンゼ)
すごく苦労しました。でも、自分で核心のムーブを解決できたので、喜びもひとしおです。
何箇所もレストできるというけど、僕はほとんど休めなかった。
*半分バナナ 11B(2ルンゼ)
石灰岩の前傾壁入門。すごくいいルートだと思う。
*モモ 12BC (権現谷)
これも、備中を代表するルートです。スケール、内容、ロケーション、すべてよし。
あえて言うなら終了点の位置が不親切。
もう少し、位置を下げて安定したところで終わったほうが12Aになるのでは・・・
*棲龍門 13C/D (羽山渓)
現在、「門前払い」をトライ中です。
「棲龍門」は「発情鬼」と「門前払い」をつなげたロングバージョン。
フリーファン最新号でユージがOSして6つ星をつけてました。
(大絶賛。日本でこんなにすばらしいルートに出会えるとは思ってなかったらしいです。
まあ、以前からユージは岡山がお気に入り。そのうち、引っ越してくるかも???)
隣の「男の花道13C」が日本的な☆ルートなら、「棲龍門」はヨーロッパ的な☆ルート、
性格がかなりちがうこの2本、さあ、いっときますか?
*美しくカンテ 12C (ニューエリア)
このルートも最後の一手で落ちて放りっぱなし、日本離れしたいいルートです。
下部の11Aが気持ち悪いけど・・・
このエリアは「水の泡 12BC」や、「時間よとまれ 12B」などもお勧めです。
*ひわさ丸 12C (日和佐)
本当は、四国からは慈眼寺も紹介したかったけど、不幸な事故で入山できなくなりました。合掌。
日和佐はエリア公表の時に、お披露目コンペで一度、行ったきりですが、
ロケーション、内容、スケールなど、すばらしいです。
その後、開拓されたルートは触っていないのでもう一度、是非再訪したい岩場です。 
 
九州の岩場
いままで、2回ツアーを敢行しましたが、台風、悪コンデイションのため弾き返されました。くやしい〜
 
沖縄の岩場
*PMA 13AB(辺土岬)
*ガーリックチキン 12D/13A(辺土岬)
*タコライスチーズ12C(辺土岬)
沖縄といえばがびがびの琉球石灰岩のボルダーを想像するけど、宇佐浜のルートもすばらしい。
本数は少ないけど、どのルートも登りにいくだけの価値がある。


 
私のオススメルート
【東海・東日本編】
関東・東海の岩場
*ムーブツェルブ 11D (ガンコ岩)

鳳来的前傾壁ポケットの代表的なルート、
このルートの名前の由来はムーブが12種類あるということなのか?それとも・・・
*きつねの嫁入り 11C (ガンコ岩)
フェースクライミングの楽しさを満喫できる。奮闘できるルート。是非、OSを狙ってください。
*卒業 12B (鬼岩)
michiyoの初ツエルブです。僕は「禁断のセプテンバー」より難しいと思う。
鬼岩以外の場所にあれば、その岩場を代表するルートになったかも・・・
*鬼岩の12の4つ星ルート3本
(ジェットシューター12C、猫も杓子も12D、クライミングショー12D)
はじめて、ハイカラ岩を登るクライマーを見たときは心震えました。
いつか、僕も・・・そう思って、頑張ってきました。どのルートもすばらしい。
海外にあってもかならず人気ルートになると思います。
*もっと光を! 12C(がっかり岩)
忘れるところでした。あんまり、トライされてないのは淋しい。
天気の悪い日は暗くて全然スタンスが見えない。あんまりよすぎると最後がまぶしい。
いつトライすればいいんだ。(笑)
*バーニス 13A(ハイカラ岩)
最初は鳳来に来てまでこんなカチルートしなくても、って思ってました。
絶妙にちりばめられたカチホールド、きびしいトラバース、ランジと息つく暇がないムーブの連続、
降りてくると見た目よりも結構かぶっていることがわかる。ムーブ一つ一つはそんなに難しくないのに、
今までOSに成功したことがあるのは宇佐美君一人だけである。
*空へ 11D(ミルキータワー)
よく見つけたもんだ。深い森のなかにそびえる岩峰。
上部、ちょっともろいけど 楽しいフェースクライミング。初春向き。
体があたたまったら、是非、韋駄天ロックへ・・・
*風に吹かれて 11A(城ヶ崎・シーサイド)
最初にも書いたけど高度感、ムーブ、ランナウト、持久力等どれをとっても侮れない。
日本を代表する11ルート。
*パンピングアイアンU 12BC (城ヶ崎・シーサイド)
城ヶ崎的お皿ホールドの連続、がばなのにすごくパンプする。上部のフェースも厳しい。
初登時はB2本だけで後はNPだったらしい。
*アイロンヘッド 12A (城ヶ崎・シーサイド) 
この間、いってみると終了点がだいぶ下に打ちかえられていた。超ストレニュアス。
*シンデレラボーイ 13AB (城ヶ崎・シーサイド)
「サザンクロス 12B」と「チリコンカーン 12B」2本をつないだロングバージョン。
初登時の大岩さんの逸話はあまりにも有名。
たぶん、日本で一番有名なサーティーン。
*ポコチン大魔王 12D(城山ワイルドボアゴージ)
まだ登れてない。すごくいいルートなのに名前が悪い。本当におしい。


私のオススメルート
【海外編】
海外のエリアはまた、ゆっくり書かせてください。