「生活と覚書(文化・読書編)」   
【ぐーたら文化生活】

2002年12月15日(日曜)【晴れ】
DVD「SPYBOY」を購入。(注文して入荷まで1ヶ月以上かかった)
エミルー・ハリスのライブDVDである。
カントリー界ではもう大ベテランといえる。
1975年、アルバム「緑の天使」以来、数多くのアルバムをリリースしている。
その音楽は「カントリー」の域を超えている。
声の張り・艶、共にすばらしい。澄んでいて、美しく、味がある。
このライブは、CD版もリリースされており、そちらの方が曲数は多い。
DVD版は名曲「ボウルダー・ツゥ・バーミンガム」が含まれていなかったのは残念。
ドリー・パートンやリンダ・ロンシュタットと共同アルバムも制作している。
「トリオ」「トリオ2」「ウェスタンウォール」である。
さすが人脈もすごい。
はじめての方は「美しき肖像」「プロフィール」あたりのベスト盤から聴いてみては?
(ファンが少ないのか、在庫切れの可能性あり。請容赦勘弁)
図書館なら有るかも。
2002年12月14日(土曜)【晴れ】
5万円のハイウェイカードのみが来年春頃、(製造中止で)無くなるらしい。
金券ショップのおやじに聞いた話である。
来年の遠出に備えて、とりあえず1枚購入した。(¥49,600円也)
5,8000円分使用できるカードなので、これは値打ちがあるぞ。
2002年12月11日(水曜)【晴れ】
ジェフリー・ディーヴァーの新刊「青い虚空」読了。
今回は、電脳を舞台にした、ハッカー同士の壮絶な争い。
やはり、おもしろい。さすが、ディーヴァー!
カリフォルニア州警察コンピューター犯罪課主任が、刑務所に受刑中の天才ハッカーを
訪ねてくるシーンから始まる。ハッカーが犯人と思われる殺人犯を捕らえるのに、
協力してほしい、と頼みに来たのである。ここからハッカーVSハッカーの戦いが始まる。
二人ともウィザード(魔法使い)と呼ばれる、天才ハッカー同士である。
さあ、どうなるのか。ストーリーは2転・3転する。最後まで、共犯者が解らない。
さて、ディーヴァーと言えば、「リンカーンライムシリーズ」が有名であるが、私が最初に
読んだのは、「静寂の叫び」(ハヤカワ文庫)。(聾学校生徒のスクールバスが3人の脱獄
囚に乗っ取られる、FBI危機管理チームと犯人の人質解放交渉が緊迫する!)
次ぎに「悪魔の涙」(文春文庫)を読んだ。(これも良かった、FBI筆跡鑑定人が1枚の
脅迫状から犯人を追いつめる)
3冊目が、この「青い虚空」である。次は(リンカーンライムシリーズ)「コフィンダンサー」
を予定している。楽しみである。ただ、他に読む本が山積みなので、来年か?

2002年12月5日(日曜)【雨】
予約注文していた「スターウォーズ」の『ダブルパック』を昨日購入した。
朝、ジムに行く前に、「エピソード1」。
帰宅後、「エピソード2」を観た。
「SW]のファンは多い。
また、逆に「どこがおもしろいの?」と言った声も聞く。
面白さを説明するのは困難である。感覚だからである。
「笑い」を説明すると、しらけるのと同じ。
SF系の映画はやはり映画館で観るべきもの。
映像の迫力が違うからである。
ところで、「SW」の本編が上映されたのは私が学生の時、1977年である。
(関係ないけど、イーグルス「ホテルカリフォルニア」、アバ「ダンシングクイーン」がヒット!)
同じSFでも、どちらかというと私は「エイリアン」(1979年)にインパクトを受けた。
今でも、その感想は変わらない。
(脱線ついでに−「エイリアン」はホラーの要素が強いが、「ジョーズ」とよく比較される。
曰く、『観客を怖がらせようとして「ジョーズ」は制作されたが、
「エイリアン」は恐怖そのものを描こうとした』、と)
さて「SW」だが、「エピソード1」「エピソード2」と制作されて、「SW」も良くなってきた。
CGの技術の進歩もめざましいものがあるし。
ただ、「エピソード2」マスター・ヨーダによるライト・セーバー戦闘シーンの動きが、
やや不自然。改良の余地あり。
ジェット・リーの動きを見て研究してみては?
「グリーン・デスティニー」のキャストを呼んできては?
と、よけいな事を考えてしまう。
2002年12月4日(土曜)【雨】
本当は、今日は休日のはずなのに仕事である。
これも生活のため。仕方がない。
「少林サッカー」をレンタル。
おもしろかった。ただ、CG要素の%が高すぎ。
香港映画の良さは、体を使ったワイヤーアクションのはず。
2002年12月3日(金曜)【曇り】
「ダ・ヴィンチ」で山岸凉子さん×水野英子さんの豪華対談の記事があり購入。
編集部えらいぞ!
こんな対談を企画実現するところがすごい。
2002年12月1日(日曜)【曇り】
このHPの表紙を変えてみた。
ゴタゴタしていたからである。
しかし、レイアウトをさわりだすとキリがない。
(リンクの変更とか、たーいへん)
少しは、見やすくなっただろうか?
エフェクトをかけて、かえって煩わしくなってないだろうか?
どなたか感想をきかせてほしい。
こんなことに時間を費やしていては、本も読めない、トレーニングもできない。
本来の『HPの内容』を充実させることもできない。
本末転倒!
『でも、HP外見・見栄えも気になるし』、と言ったところ。
2002年11月30日(土曜)【曇り】
山と渓谷社「日本100岩場・東海・関西編」を購入。
柏木が載っていないのが『画竜点睛を欠く』、といった感じ。
名張もMCしか載ってないし。
まぁ、「香落渓の岩場」を持ってるからいいけど。
次の「中国・四国・九州編」も楽しみである。
先週、執筆予定者の1人に会ったら、
『まだ全然書いていない』とのこと。
出版は来年春頃になりそう。
(ガイドブックがなくても、この狭い世界、何とかなるのだけどね)
あったら便利、やはり買ってしまう、1,600円也。

2002年11月23日(土曜)〜24日(日曜)【2日とも晴れ】
岡山の岩を登りに行って来た。
土曜6:00am出発〜日曜9:30pm帰宅なので、当然読書はストップ。
2002年11月19日(火曜)【晴れ】
佐藤多佳子さんの新刊「黄色い目の魚」(新潮社)を読んだ。
今までの中で最高傑作である。面白い。
以前発表された短編「黄色い目の魚」の『その後』が描かれている。
かつてのヒロイン村田みのりちゃんは、中学1年から高校2年になった。
木島君という彼もできて、一人称で物語が進行する。
『みのりちゃんと木島君が交互に語る』形式となっている。
以前読んだ時も、このヒロインはけっこう気に入っていたので、
出版されたと聞いてすぐ買いに走ったのである。
不覚にも、最近までこの本が出版されたことを知らなかった。
じつは、荻原規子さんのHPで知ったのである。感謝!
私の好きな作家は、友人同士である場合が多い。
不思議である。(単に、文壇が狭いのか?)
ところで、朝日新聞11月17日の書評欄でこの作品が取り上げられている。
えらい!朝日新聞をみなおしたぞ。

*本編『基本は学園もの?』の佐藤作品の紹介を、
「スローモーション」から「黄色い目の魚」に変更した。
こちらの方が、入手しやすい為でもある。
2002年11月17日(日曜)【晴れ】
読む本がたまってきたので、外出せず。
フィリップ・プルマン「黄金の羅針盤」(新潮社)読了。
「私はファンタジーに向かないのでは?」と、感じた。
確かに面白いのだが、夢中になるほどでもないのだ。
これは、「ハリーポッター」の時にも感じた。
『世間であれほど評判になっているのだから、面白いにちがいない』
『私の感性がずれているのか?』、と。
物語のなかで『成長』がないから?
『キリスト教の素養』がないから?
日本のファンタジーの方がずっと面白いぞ。
2002年11月16(土曜) 【晴れ】
クライミングジムでトレーニングしていると、8歳くらいの子どもが母親とやって来た。
1時間くらい後、子どもが時計を探しているので場所を教えてあげる。
「ありがとうございます」と、礼儀正しい。
しばらくして、「これからお稽古ごとがあるから」と、帰っていった。
『もしかして、クライミングも一種のお稽古ごと?!』と、感じた。
このことで、15年以上前のあるエピソードを思い出した。
私が岩を登っていると、母親と子どもが通りかかった。
母親曰く、
『おおきくなっても、あんなことしたらあかんで』
私は、その子に教訓を与えたわけである。
(反面教師だけど、他山の石とも言うけど・・・)
う〜む、しかし時代は変わった。
クライミングがお稽古ごとになるとは。
感慨深くなる今日この頃である。
2002年11月14日(木曜)
「ハナコ月記」読了。
吉田秋生さんの作品はすべて読んでいると思っていたら、モレがあった。
ちくま文庫から出ている「ハナコ月記」である。
『ハナコさん』と『イチローさん』の同棲生活がセキララに描かれている。
上村一夫氏の「同棲時代」で育った世代には隔世の感があるかも。
吉田秋生ファンでなくてもオススメの1冊。
2002年11月10日(日曜)【晴れ】
昨日、仕事の帰りに予約注文していたDVDを購入した。
「キューティ・ブロンド」である。
今年の春にロードショウ公開された時に観たのだが、
早くもDVD化されたのである。
昨日・今日と観なおしてみたが、やはり面白い。
ハーバードに入学するための『ビデオ論文』を観て呆然とする教授陣、、
入学が決まって大学にポルシェで乗りつけるシーン、
普段着でも、シャネルのセーターにグッチの靴、
愉快なシーン満載である。
これだけ、質の高いコメディは久しぶりである。
(「フレンズ」は別、テレビドラマだし)
主役・リーズ・ウィザースプーンをはじめ脇役の演技も良い。
役者ぞろいである。演出も良い。
映画では、原作にないキャラが何人か作られていて重要な役を与えられている。
マニキュアサロンで働く中年女性やヒロインの新たなBFとなる青年とか。
原作より、映画の脚本の方がこなれていて、ツボを押さえている。
若い女性2人の共作による脚本のようだ。監督も27歳と若い。
次作が楽しみである。
2002年11月3日(日曜)【晴れ時々曇り】
佐藤正午「ジャンプ」(光文社文庫)を読んだ。
現代女性の『失踪』をテーマにしている。
『失踪』と言うと、宮部みゆき氏の「火車」が有名だが、
(宮部みゆきファンにもかかわらず)「ジャンプ」の方が面白い。
勿論、失踪の内容は全く異なり、単純な比較は出来ない。
「火車」の場合は『失踪』より『自己破産』が主要なテーマだし。
いずれにせよ「ジャンプ」は面白かった。
『失踪』する女性がかっこよく・潔い。
優柔不断平凡男の描き方もうまい。
2002年11月2日(土曜)曇り
¥2,500円と安いのでDVDで「ティファニーで朝食を」を購入した。
観なおすのは久しぶり。30年ぶりくらい。
原作はT・カポーティであるが、こんなロマンテックな内容でなかったと、
記憶している。ティファニーの前でサンドイッチを食べるシーンもない。
「ムーン・リバー」の詩も映画オリジナルのはず。
30年前はラストシーンに泣けたが、
今回観たらこのハッピーエンドには、釈然としなかった。
不満が残った。
レクター博士のように、何処へともなく旅立ってほしかった。
無理な注文か!
ちなみに、オードリー・ヘップバーン作品のベスト3は以下のとおり。
「ローマの休日」
「麗しのサブリナ」
「昼下がりの情事」
2002年11月1日(金曜)雨
先週から「アリーmyラヴ」の第5シーズンが始まった。
ファーストシーズンとセカンドシーズンは面白かった。
しかし、第3・4シーズンは、面白さが減速した。
(惰性で見てはいたが)
第5シーズンはどうだろうか?
第1話と第2話を見る感じでは少し持ち直したように思う。
昨日・木曜深夜(=金曜午前1:05〜)からなのでビデオで録画して観た。
(どうして、深夜なのだ?)
この作品がヒットした背景にはPC(political correctness)がある。
人種・民族問題、フェミニズム等が背景になって、
建前上『平等』でなければならないわけだ。
しかし、理屈や理想ばかりだと疲れるし鬱屈するものが溜まる。
この番組では『言いたい放題の変人キャラ』が多数登場して、
日頃、言いたくても言えないことを代言してくれるわけである。
これが『性悪キャラ・リン』が人気な理由のひとつだと思う。
ちなみに、NHK海外ドラマ番組のチェックは下記のとおり。
*関係ないけど、「フレンズ」の女性キャストは立派な胸をしているのに、
どうして、「アリー」のキャストは××なんだろうか?
【資料1−NHK海外ドラマURL】
http://www.nhk.or.jp/kaigai/
【資料2−PCについて】
「当世アメリカタブー語辞典」文藝春秋
2002年10月27日晴れ
注文していた本とDVDが届いたとの連絡あり。
仕事帰りに立ち寄り、購入する。
以下がその本とDVDの内容&コメントである。

『テレプシコーラ3』山岸凉子
これが第3巻目である。
現在連載中で、気になる作品はこれだけである。
(本とコミックのアクセスマガジン「ダ・ヴィンチ」連載中)
やはりおもしろい。他の作家とは一線を画す内容だ。
心理的な盛り上げ方がうまい。
巻末に上野水香さんとの対談も付いていて楽しめる。
第4巻が待ち遠しい。(来年になると思うけど)

さて、この「テレプシコーラ」を読んでいて感慨無量になるのは私だけだろうか?
思い起こせば約30年前、私が中学生だった頃、
「りぼん」には「アラベスク」の第一部が連載されていた。
私が、高校生の頃『花とゆめ』創刊号と共に、
「アラベスク」第二部の連載が始まる。
その後、他の作家によりバレエマンガが何作品か描かれるが、
そのたびに失望を味わった。
『もう、「アラベスク」を超えるバレエマンガはないであろう』と。
そこに、「テレプシコーラ」の登場である!
まさか、山岸氏自身が、再びバレエマンガを描かれるとは!
と、言うわけで『感慨無量』になる理由がお解りでしょうか?



DVDで、私が注文し取寄せていたのは、
『ハイスクール白書』である。
日本では劇場公開されていないと思う。
リーズ・ウィザースプーン主演の学園コメディである。
コメディと言っても、少しひねってある。
家庭崩壊を扱っているわけではないが、
『アメリカンビューティ』を思い出した。
”優等生”によって、ごく平凡で真面目な男性教師の人生がくるいだす。
まず不倫に失敗、これが原因で家を追い出され離婚。
さらに、学校での不正がバレ退職させられ・・・もうさんざん。
でも、これって『自業自得じゃん』て、思うけど。
リーズ・ウィザースプーンが悪役なんだけど、
どうしても、彼女をを贔屓してしまう。
他の人はどう観たのだろうか?
なんとなく『劇場公開』されなかったのが解る。
あまり、『一般受けしなさそう』、て感じ。
面白いんだけどね。
『興行収入と作品のレベル・面白さとは一致しないときが多い』、なんてね。
2002年10月20日
B・クリアリーの作品を読んでいる。
『ヘンリーくんシリーズ』である。
学生時代に全シリーズ読んだつもりになっていたが、
今なお、続編が出版されているので驚きだ!
第一作目は1950年であるから、約半世紀書き続けられているのだ!
(現在は『へんりーくん』というより『ラモーナ』のシリーズになっているが)

ところで、思春期の心理をきちんと描写できる作家は多いが、
幼年期の心理をこれほどまでに描ける作家が何人いるだろうか?
このシリーズを読んでいると、ふと自分が小さな子供になったつもりで
読み進んでいるのに気づくのだ。
この感覚は、けっこう病みつきになる。(アブナイおやじだ!)
最新作は「ラモーナ明日へ」で1999年に出版されたらしい。
ただし、日本では出版されていない。
学研によると2002年発刊予定となっているが、
書店を通じて問い合わせたところ、はっきりしない。
日本での出版がまちどおしい。
いずれ、このHPでもコーナーを作り、
『B・クリアリー作品』をきちんと紹介するつもり。
お楽しみに!
あと、予定としては、マンガのコーナーも作りたい。
(とりあえず30〜50作品くらいのスタンダードを紹介する予定)
著者別では、『白土三平作品』、『山岸凉子作品』等も取り上げて、
コーナーを作りたいと考えている。
(ま、来年かな?)
2002年10月7日
「イラクとアメリカ」をやっと読了し、そのあと娯楽系にはしり、
「ハサミ男」殊能将之(講談社文庫)を一気に読んだ。
なかなか面白かった。
毎年、年末になると「文春」や宝島社の「このミス」が発表されるが、
この作品も1999年にランクインした作品である。
しかし、『ベスト3』とかにはならなかった。9位くらい。
それでも気になっていた作品で、文庫本化されたのを機に読んだのである。
このカンはけっこう当たる。やはり面白かったからである。
(マキャモン「スワンソング」「遙か南へ」の時もそうだった)

以下ストーリー、
この作品の語り手「わたし」はサイコな殺人犯。
女子高生2人を殺して、これから3人目の殺人計画を実行しようとする。
「わたし」の犯罪が死体をハサミで陵辱するという異常な内容であるため、
マスコミから「ハサミ男」と呼ばれている。
3人目の「被害者」を決め、さて実行と少女の後をつけ狙っているとき、
別の何者かに先を越され殺害されてしまう。
しかも、自分の手口をそっくりまねされて!
「ハサミ男」は殺人するつもりが被害者の「第1発見者」になってしまうのである。
「ハサミ男」は捜査を開始する。
いったい誰が自分を真似て殺人を行ったのか?!
読んでみて、『ベスト3にはならないけどランクインする』意味が分かる。
宮部作品あたりと比べると、少しマニアっぽいのである。
『でも、ツボは押さえてるよ』、っていう感じ。
2002年10月6日

DVDになったので、「天空の城ラピュタ」購入。
宮崎作品の中で、このストーリーが1番骨太である。
ちなみに、以下が一言コメント。
★「風の谷のナウシカ」インパクトが強い
★「となりのトトロ」リリカル
★「魔女の宅急便」もっともメッセージ性が高い、観返し回数2番目
★「カリオストロの城」スピード感がある、観返し回数1番
★「千と千尋の神隠し」もっともファンタジィ性が強い
★「もののけ姫」観返し回数、最下位
観返し回数3番目は「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」である。
「風の谷のナウシカ」の観返し回数は低くはないのだが、
インパクトがありすぎて、観ると疲れるので、回数は伸びない。
気合いが入らないと、観られないと言うことである。
ところで、DVDでは日本語ヴァージョンと英語ヴァージョンが楽しめるが、
「魔女の宅急便」の英語ヴァージョンでは、
BGMがオリジナルでは無音なのに入っていたり、
アーチ状トンネルをくぐるところで、セルフにエコーが入ったり、
ユーミンの曲がティファニーに替わっていたり、
『サービス』があったが、今回の「ラピュタ」では特に感じなかった。
あえて言うなら、英語ヴァージョンの演出は少し押さえ気味。
特に最後のラピュタを崩壊させるときのセリフ・・・『バルス』が、
押さえ気味でヨカッタ。日本語ヴァージョンは元気すぎ。
他に気づかれた方はご連絡下さい。
2002年9月23日

ビデオレンタルで「ER」や「フレンズ」より人気というシリーズ「ソプラノ」を借りた。
コメディとドラマの中間である。
ごく普通のアメリカンファミリーの人間関係と社会問題を描いている。
夫婦、嫁・姑、両親と子供、ドラッグ等。
ただ違うのは父親が、マフィアのボスなのである。
映画「アナライズミー」(リサ・クドロー出演!)にすこし似ている。

DVD「旅立ちの時」を購入。
以前ビデオで見て良かったので、もう1度観たくなったのである。
リバー・フェニックスのアイドル映画だが、レベルが高い。
シドニー・ルメット監督、1988年の作品。
あらすじは、反戦運動家として指名手配を受けた両親と
逃亡生活を送る少年リバー・フェニックス。町から町へ、学校も転校ばかり。
今回も引っ越してきて新しい学校に入学するが、そこで、音楽教師に才能を
認められ、ジュリアードへの進学を薦められる。
また、その教師の娘とも恋に落ちる−−−と、言った話。
現実には『親離れ』や『子離れ』が難しいから、
このストーリーに感激するのかもしれない。
父親のセリフ「ロックならいいけど、クラシックはだめだ」のポリシーがいい。
リバー・フェニックスの相手役の娘は美人でもなく可愛くもない。
マーサ・プリンプトンである。キャラダイン一族の娘らしい。
けっこう存在感がある。ナマイキソーで。
ところで、「ダーティダンシング」もDVDになったら購入したい。
「旅立ちの時」と「ダーティダンシング」が私のオススメ『青春映画』である。
リバー・フェニックス&マーサ・プリンプトン
2002年9月22日
今日はクライミングジムに行った。
先週に引き続き、別の7C+の課題をRPできた!
調子がよいので自分でも驚きである。
2002年9月16日
読書に関しては、「時の旅人」を読了したので、
「イラクとアメリカ」(岩波新書)を読み始める。
今年8月に出版されたばかりである。
「イラク」がひとつの国として成立したのも、
第一次大戦で、イギリスが湾岸から進軍して、
次々に陥落させた地域をまとめた結果にすぎないようだ。
同時多発テロに至る経緯を、
イギリス・フランスの植民地支配の時代から、
東西冷戦との繋がり、
湾岸戦争の影響等、
わかりやすく解説してくれるが、
私のお気楽なアタマには、負荷がかかりすぎである。

頭を冷やしついでに、
以前から観に行こうと思っていた、
映画「バイオハザード」を観に行った。
車で10分位のところにある、映画館である。
夜7:25始まりの部で、
10人くらいしか、観客はいなかった。
(夜は空いていて、子供もいないのでヨイ)
内容は「エイリアン2」のノリである。
私の趣味では「マトリックス」の要素がもっとほしかった。
いずれにせよ、楽しめた。
DVDになったら、もう一度観てみたい。
2002年9月15日
クライミングジムでずっとトライしていた、
7C+の課題ををついにRP。
夏ばての影響で、体重が軽くなっているせいだろうか?
(現在55kg前後)
それとも、日頃のトレーニングの成果か?
本日は気分がよい。
帰りに、中島美嘉のファーストアルバム購入。
2002年8月28日
金城一紀「GO」読了。
映画がおもしろかったので、
本もすぐ買いに行って、読んだ。
やはりおもしろかった。
映画は原作を忠実に再現していたのがわかる。
2002年8月25日
レンタルショップにて2作レンタル

「プリティ・プリンセス」
ジュリー・アンドリュースが元気そうなのでなんとなく嬉しくなった。

「GO」行定勲監督の邦画である。
これはおもしろかった。
先に小説を読む予定であったが、
結局観てしまった。
テンポもよく最後まで退屈しない。
2002年8月24日
「YASHA」吉田秋生Vol.12−ついに完結!
この結末は予想外。
「ゆうれい談」山岸凉子MF文庫
短編集、表題作以外は読んでいなかったので購入。
最後の広告ページにより「テレプシコーラ」第3巻が10月下旬発売とわかる。
2002年8月18日
「クライミング・フリー」リン・ヒル著(光文社)を紹介する。
フリークライミング界のスーパースター、リン・ヒルの自伝である。
書店でたまたま見つけて驚いた。
すぐ購入。
質もレベルも違うが、
自分の人生を振り返ってしまう一冊である。
感無量。
リン・ヒルのクライミングビデオも借りてきて観なおしたくらい。
ところで、どうして山と渓谷社でなく光文社から出版されたのか?
気になるところである。


2002年8月15日
さて、この盆休み「パスワードシリーズ」(講談社・青い鳥文庫)を読んだ。
「パスワードは、ひみつ」
「パスワードのおくりもの」
「パスワードに気をつけて」
「パスワード謎旅行」
「パスワードとホームズ4世」
「続・パスワードとホームズ4世」
「パスワードVS.紅カモメ」
「パスワードで恋をして」
「パスワード龍伝説」
「パスワード魔法都市」
小学生向きだが、大人でも楽しめる。
2002年8月12日
今年は、夏ばて。
昼休み、薬局に栄養ドリンクと胃薬を買いに走るくらい。
盆休みに入ってくれたので助かった。
おかげで、体調が少し戻った。

さて、レンタルショップで「アメリ」を借りた。
カメラがいい。
ハリウッドにないおもしろさである。

「続・姿三四郎」「麦秋」も借りた。
「麦秋」は昭和26年が舞台であるが。
戦後をあまり感じさせない。
ただ、台詞に「南方からの引き揚げ云々」があるので、
無理をして、スクリーンから排除しているのではなさそう。
例によって、原節子さんがヒロインであるが、
彼女の兄が南方で戦死した設定となっている。
「東京物語」
「麦秋」
「お茶漬けの味」
この3本はDVDが出たらもう1度観てみたい。
(英語ヴァージョンにして・・・雰囲気が変わるか?)
2002年8月4日
「ルート225」藤野千夜を読んだ。
姉弟でパラレルワールドに迷い込む話である。
そこは現実とすごく似ている。
しかし、少し違う。
一番、異なる点は、父母がいないこと!
二人はもとの世界に戻れるのか。
姉エリ子14歳の饒舌で少し軽い語りによって、
物語が進行する。

2002年8月3日
先々週、友人宅に遊びに行って、泊めてもらった。
1年ぶりの訪問である。
昼は曽爾高原にハイキングに出かけ旧交を温め、
夕食後ワインとコニャックを飲み、
「さて、寝るか」
ところが、友人の奥さんのベッドの枕元の棚には、
おもしろそうな本が・・・
「セキララ結婚生活」
うーん、結局最後まで読んでしまった。
夫婦げんかフローチャートがすばらしい。
その後遺症もあり、育児マンガ「わたしがママよ」も読んだ。
結構笑える。(作者は違う。為念)
ところで、友人宅には1歳の赤ちゃんがいる。
昨年は寝てるか泣いてるだけの赤ちゃんでおもしろくなかった。
が、今年は歩いている!
来年はもっとおもしろくなるかも。

2002年7月28

遅ればせながら、評判の作品を読んだ。
森絵都「カラフル」である。
語り口がよい。
この結末は充分予測がついたが、やっぱり泣けた。

2002年7月7日

「フレンズ第6シーズン」購入。DVDで6枚。
このシリーズは飽きない。
毎回、豪華なゲストが楽しみ。
今回はブルース・ウィリスが出演。
笑わせてくれた。
映画「ストーリィ・オブ・ラブ」を観てわかるが、
単なるタフガイではない。芸達者である。
また、「キューティ・ブロンド」のリーズ・ウィザースプーンも、
レイチェルの妹役で出演!
    *     *     *
映画「キューティ・ブロンド」はおもしろかった。
1,800万ドルという低予算にも関わらず、
口コミで評判が広がり昨年(2001年)7月に全米チャートbPを記録。
続編の制作も決定済みらしい。
「カラー・オブ・ハート」もよかったので、
まだの人には、オススメ。
「キューティ・ブロンド」がDVD化されたら、
購入してもう一度観てみたい、と思っている。
    *     *     *
さて、「フレンズ第6シーズン」自体の感想であるが、
おもしろかった。
ファーストシーズンから、すべて購入して観ているが、
おもしろさのパワーは、依然として減速していない。
すばらしいことである。
リサ・クドローがいい。
超変人の役どころである。
一歩間違うと、番組を台無しにしてしまうぐらいの
キャラクター設定であるが、
計算されたギャグのD・シュワイマーと相殺され、
時には、意外と調和して、
ストーリィが進展していく。
また、ジェニファー・アニストンが結構味を出している。
美人なだけではない。
自分の役どころを、きちんと演じている。
これは結構難しい。
「第7シーズン」の発売も楽しみである。

ところで、海外ドラマを見ていていつも気になるのは、
「登場人物が、何系アメリカ人なのか?」ということ。
このことを解説した本は、ないのだろうか?
ERなんて、人種のルツボ(死語?)のような感じだし。
どうも気になる。