おまけ/読書と観光

「エサを待つひな鳥」
1993年春フランス・マルセイユ沖
イフ島

言わずとしれた、
「モンテクリスト伯」の舞台、
シャトー・デ・イフである。
(リエゾンするので、『シャトディフ』と聞こえた)
エドモンド・ダンテスが、
投げ込まれたと思われる場所は、
発見できなかった。
残念。

(この写真を撮った後、
親鳥の攻撃を受けた)
「ヤギの散歩」
1996年タイ南部プラナーン

参考図書:
タイを舞台にした小説といえば、
宮本輝氏
「愉楽の園」(文春文庫)
ミステリーとしても、
極上である。
宮本輝氏の作品の中でも、
「トップクラスのおもしろさ」
と感じるが、どうだろうか?
「見つめ合う羊とシカトする羊」
1993年フランス、シャモニー夏

参考図書:
アルプスといえば、新田次郎氏である。
「アルプスの谷 アルプスの村」
「孤高の人」
「栄光の岩壁」
「銀嶺の人」
「ハーメルンの笛吹き男」
ドイツ、ハーメルン

グリム童話でも異色なストーリーである。
1284年、町の子どもたちが姿を消した実話が、
もとになっているという。
この町に「ネズミ捕り男の家」があるが、
この横の通りは、今でも音楽を奏でることを
禁止されている。
訪ねたとき、『結婚式の家』の
仕掛け時計横で、
野外劇を上演していた。
日曜正午のみ上演らしい。
(冬は休み−要確認のこと)
【参考文献】
中世ヨーロッパ史研究の第一人者、
といわれる阿部謹也先生:
「ハーメルンの笛吹き男」を読んでみると・・・
中世は暗黒ではなかった(!?)

「フィレンツェの街並み」
イタリア・フィレンツェ

参考図書:
「ハンニバル」は「羊たちの沈黙」の続編。
7年後の設定である。
フィレンツェが重要な舞台となる
前作以上のおもしろさ。徹夜ものである。
リドリー・スコット監督により
映画化もされた。

小説と映画では、なんと結末が違っている!

2001年5月下旬。
友人の結婚式のため
愛媛にやってきた。
(石鎚山に登るため、前日午前5時に、
大阪を出発した。9:00am現地到着)
なかなか険しい山である。
登山者が多くて、混雑していた。
傑作ミステリー「永遠の仔」では、
この山が重要な舞台となっているが、
その影響であろうか?
(じつは、私もそのひとり)