「生活と覚書(クライミング編)   
ぼちぼちクライミング】

2004年12月28(水)晴れ
みなさん、この一年間いかがでしたか?
このHPを見ていただきありがとうございした。
良いお年をお迎え下さい。
岩場で会ったら、声をかけて下さい。
では、来年もよろしく。


2004年12月26(日)晴れ
本日も年末年始に備えて体調調整。
ジムで軽くリード練習。
いつもより念入りにウォームアップ。
12クラスは控えめにトライした。
(1)10a
(2)10b
(3)10c
(4)10d
(5)11a
(6)11b
(7)12a(OS)茶色四角
(8)12a(ペケ)黒黄色矢印
(9)12a(RP) 黒黄色矢印
以上終了。
体調がいいのか、悪いのか・・・まぁまぁのぼちぼちか?

ところで、映像型クライミングマガジンDVD「Moment」VOL(2)発売。(3,000円)
ユージ14bOS映像が収められている。
早速購入。

PS
先日書き忘れたが、岩場用モカシム(赤)に穴があいてきたので購入。
約13,000円、サイズ・5半。
ジムではサイズ・6を使用している。
(ムリをすればサイズ5も入るが痛い)
痛いのをガマンして履くのはつらい。
OCSでは]レイ、パンプでは青のモカシム、岩場用は赤のモカシム。
ミウラーも持っているが、ほとんど使用していない。
底が硬すぎるから、苦手。
昔はニンジャとレーザーを使用していたので、モカシムはその延長で履けて違和感がない。
柔らかいのが好き。
底ゴム“SC4”も良好。


2004年12月23(水)
年末年始の為の体調整備に入っている。
本日は、ジムでボルダー練習。
(天気が良いのが少し悔しい)

話は変わって、京都のこいさんから『柏木(落石)危険情報』をもらった。
本人の了解を得て、転載させていただく。
以下転載。

【柏木・危険情報】
柏木の岩場では時々、上部岩壁からの自然落石や落木があります。基本的に岩壁の根元が安心で、
少し離れたあたりが危険です。

先日、サ−キットブレ−カ−の右側(グラスホッパ−の終了点の上部)の凹角状の破砕帯から
自然落石(ちょっとした岩場崩壊?)があり、小型テレビ大の大岩が多数の拳大の岩とともに、
ノ−バウンドで、アプロ−チの山道を直撃しました。
私は遠くから目撃しましたが、一瞬血の気が引きました。
幸い山道にクライマ−はおらず、本当にホッとしました。
アプロ−チの山道では、最後の100m位は、落石の直撃を受けるかもしれないという緊張感を持って、
すみやかな通過が必要
と痛感しました。

また、私が自然落石の直撃を目撃した場所がいくつかあります。

(1)『突破口』取り付きの広場から30mほど山道を上がった左側の樹林帯。

(2)『竜哭』のビレイポイントから5mくらい後ろ(ビレイポイントと休憩岩との中間部)。

(3)『マリノライン』のビレ―ポイントから10mくらい後ろ
   (木でベンチになっているあたり、ここで休憩している人も多い)。


もちろん自然落石だけでなく、クライマ−による人為落石も実際にはかなり発生しています。
したがって岩壁の根元にいれば
100%安心というわけではありません。
ほんの一例を挙げれば『突破口』の取り付き広場では、皆が荷物を置き、くつろいでいます
(昼寝している人も多い)。
突破口の終了点にいるクライマ−が落とした落石(ある時はヌンチャク!)が、
昼寝しているクライマ−の数センチ横を直撃したことを私は何度か目撃しています。

以上転載終了。
(太文字は筆者による)

寒くなってきたけど、まだ柏木に通っている方は何人かおられるようだ。
皆さん気をつけましょう。
なお、春先のシーズンはじめも、より注意が必要。
岩がゆるんでいるからである。



2004年12月18、19日(土、日曜日)晴れのち曇り、一時雨
備中に行ってきた。
初日「ニューエリ」、2日目「白滝」。
詳細は下記のとおり。

【ニューエリア】
「ロマンチックまむし街道」(12d)をトライ。
先々月にトライした時は、終了点を拝めなかった。
今回は何とかムーブを解決して、終了点まで辿り着けた。
(もう、それだけで「浮かれた気分」じゃ!)
しかし、これからが大変。
いったいRPは何時の日か?

【白滝】
「クラッシャー亮」(5.12b)をトライ。
ムズイけれど、ムーブはすごくおもしろい。
備中屈指の名作!
3回目の最終トライで、やっと1テンになる。
しかし、これで「12b」なのか?
辛すぎない?
阪井氏曰く、「オンサイトしやすい12b」、と。
う〜ん、私が単にヘタなのか。
備中の他の12cと比較してみよう。
下記は、私が『12c』と体感したものである。(いずれもRP済み)
★「もう秋だ」12c
★「美しくカンテ」12c
★「水の泡」12c
★「吹屋の娘」12c

(「インドメタシン」12cもRPしているが、10年以上前なので覚えていない)
すべて、備中の名作ルートであるが、「クラッシャー亮」も、なんら遜色なし。
(むしろ凌駕するかも)
上記のどのルートよりホールドが多彩でテクニカル。

もちろん、パワーも持久力も要求されるし。
皆さんの中で、もし登られた方がおられたら、「体感」コメント下さい。


【岩場の状態】
白滝は、コルネは一部濡れていて、上部も生乾き状態。
あまり状態は良くない。
他のルートはさらに悪いように見受けられた。
ニューエリは良好。
羽山は(伝聞情報だけれど)あまり良くないらしい。
長屋は良好らしい。
さて、寒くなってきたので登れるエリアは限られてきた。
故に、「ニューエリ」「長屋」は混雑。
羽山の状態が悪いので、なおさらな様子。

ちなみに白滝は日陰のエリアなので、一日中陽が当たらず。
冷蔵庫状態。(でも、冷たくてホールドが持てないほどでもない)

【おまけ】
今回も大勢の友人、仲間、知りあいの方にお会いした。
岩場で、平川で、サービスエリアでも!
「クライミング界って狭いのね」、って感じ。
S立君、ヤナーン、K村さん、H田君、F西さん、T村さん、支部長さん・・・キリがない。
行動パターンが同じなんですね。

【さらにおまけ】
今回のパートナー道旗さんの成果も書いておこう。
(本人迷惑?)
「ロマンチックまむし街道」「クラッシャー亮」両方ともRP。
「クラッシャー亮」など、2日目で道旗さんが大変しんどそうにしているので、
私がヌンチャクを(やっとの思いで)セットしたのを(あっさり)RPするし!
岩本さん、察して下さいよ。(誰に話しかけてるんだ?)
ちなみに、先日の二子でも、
「ノースマウンテン」OS
「火の鳥」2撃
「おいしいよー」3撃
「SVP」2撃
困ったものだ。
どんな身体をしてるんだ?
(退院して半年もたってないのに)


2004年12月15日(水曜日)
パンプHPにJosuneさんたちの「その後」が書き込まれている。
興味深いのが、11/30二子に言った時、彼らのグレードに関する感想。
体感グレードをコメントしてくれているのだ。
以下、(パンプHPをもとに)比較表を記した。
なお、本来のグレードが左。
(「100岩場」のグレードを記した。パンプトポとは、少し違う)

【体感グレード比較表】
「任侠道」(12d)→体感(13a/b)
「ペトルーシュカ」(12b)→体感(12c)、
「おいしいよー」(12c)→体感(12d/13a)、
「ノースマウンテン」(12a)→体感(12b)、
「穴のむじな」(12c)→体感(13a)
「唐獅子牡丹」(13b)→体感(13c)
(以上)

ちなみに、彼らはすべてOSか一撃!
日本のグレードは辛すぎか?!
確かに、二子の一部のルートは辛いように感じた。
二子だけでなく、備中の一部も辛い?
川、ニューエリ、権現、杉田ロック・・・。
(全部じゃないか?)
長屋はおおむね良好・・・と思う。


2004年12月13日(月曜日)
二子の写真をやっと整理した.

紅葉の二子


キャンプ場にて



2004年12月12日(日曜日)曇りのち雨
久しぶりに芹谷に行った。
「デッドライン」をトライしたが、春のトライよりヘタになっている。(涙)
たまにトライして登れないのは、実力が無い証拠である。
(毎週練習して、努力してるんだけどね・・・)
まぁ、努力したからと言って、上手くなるわけでもないが。
(もし、そーならクライマー全員、ユージや大ちゃんに成れる)
努力しても、上手くならない奴もいるから、差が出るのである。
努力の内容(量&質)も各人違うけど。
それに(困ったことに)努力しなくても、上手い奴もいるし!
クライミングって、時間と労力を費やす割に、喜びは一瞬。
登れても、すぐに新たな課題(楽しみ+苦しみ)が出てくるし。
・・・「内容が暗い」、って?
ちょっと、受験時代を思い出しただけ。
「頭のいい奴は、勉強しなくてもハイスコアーであった」、って。
「努力」を「努力」と思わない人もいるしね。

PS
次回はもう少し明るい内容にしたい。


2004年12月4・5日(土曜・日曜)曇り・雨
備中に行くつもりが、天気が悪いので中止。(ガックリ)
ジムにて練習。

以下ジムでの会話。
「平日ジムに来て練習してる連中は多いなぁ・・・」
「せやな」
「まっすぐ家に、よう帰らんのやろか?」
「ちょっとホールドにさわっとこか、って感じ?ムーブやっとかな落着かんのやろ」
「練習しに来てる、って言うより、オヤジが居酒屋に来てるノリやな・・・」
「ほとんどアル中か!」
「ホールド依存症?」
(う〜ん、どうでしょうか・・・納得?)

注意書:【過度のムーブのやりすぎに注意。健康と生活を害する恐れがあります】

PS
残念なことに、筆者は毎日残業の為、『依存症』の仲間になれない。(少し、さびしい・・・)


2004年11月29日(月曜)晴れ
二子の疲れがまだとれない。
右肩の後ろから首が痛いし。
まいった、まいった。
ところで、二子は一般のハイカーも多い。
下の方の国道に車を駐車して、登ってこられる。
我々が駐車するあたりまで車で来たら、早くて楽なのに。
しかし、それでは値打ちがないのだろう。
「こだわり」、ってもんでしょう。

ところで先日、北山公園でボルダーをしていた方が、
ハイカーの方に言われたらしい。
「こっちから登った方が楽ですよ」、って。
「そうですか?気がつきませんでした!」、と答えたそうである。
我々も、ハイカーと同じである。
しんどいほうが値打ちがあるのだ。
(仕事はともかく)遊びに関しては、しんどい方が充実するようだ。
(でも、ほどほどに・・・)
身体をこわしたら、元も子もないからね。


2004年11月20日(土曜)〜11月23日(火曜)ずっと晴れ
【二子ツアー】
今年のGWに引き続き、再度二子に行ってきた。
天候に恵まれ、秋の紅葉を堪能し、温泉で極楽となり、ほとんど昇天状態!
「これで登れたら文句なし」、って感じだけど・・・さて?

【結果発表】
先に、結果を書いてしまう。
RPは「火の鳥」(12a)のみ。
「SVP」(12b)、「蛇の道は蛇」(12a)もトライしたけど、失敗。
二子の難しい点は、ムーブを解決しただけでは登れない事である。
かぶっているので、パワーと持久力を要求される。
(もともと無いので出しようがない、か?)
いくら省エネで登っても、限界がある。
ところで、地元の方(あるいは関東の方)の登りを見ていて感じるのは、
パワーに満ちあふれている事である。指も強いし。
私のように、せこいヒザフックもせずに、ガシガシ登られる。(すごい!)
来年、ふたたび挑戦でしょう!
(どなたか、一緒に行きましょう)
それまで、私も精進し練習に励みたい。
(特に、持久力)

【総括】
いまだに、肩が痛い。
(こんな事ってめずらしい)
4日間登り続けたせいである。
しかも、前傾ロングルートわしづかみで。
もう、へとへと。
「レストしろ」、って?
目の前にご馳走が有るのに、我慢できる?

【アプローチ・交通情報】
11月19日(金曜)7:00pm大阪出発〜11:30pm小淵沢インター〜12:00amコンビニの前で駐車して車中泊
11月20日(土曜日)8:00am出発〜10時過ぎに二子駐車場到着
11月23日(火曜日)3:00pm二子駐車場〜6:00pm小淵沢IC〜11:00pm大阪
*高速道路=約5時間
*下道=約3時間

【宿泊施設】
『下吉田キャンプ場』(バンガロー、1,000円)tel;0494−77−1290
『山逢いの里』tel;0494−78−0002(こちらの方が少し近い)
『おがの山荘』tel;0494−75−1415(みどりの村の中にある、一泊6,500円・・・GWに宿泊した、食事、温泉good!)
『みかぼ高原荘』tel;0274−57−3211(群馬県側。10年前、施設内にあるバンガローを利用したことがある、風呂も有り)

【温泉情報】
町営日帰り温泉『クアパレスおがの』(tel;0494−75−1123)800円(平日600円)
施設内にあるマッサージ機(100円)を毎日使用した。(きもちい〜)

【気温と服装】
陽が照って、風がなければ、Tシャツ一枚でもOK。
陽が陰って、風が吹けば、厳冬期。
ダウン必携。

【グレードについて】
普段備中で登っているので、カライのには慣れている、はず・・・。
でも、全体にムズく感じる。(どうして?慣れの問題?)
「ノースマウンテン」(12a)は素直なルートでスタンダード。
「SVP」は、12bにしてはカライ?
あと、「100岩場」と「パンプ・トポ」で、グレード表記が異なるものがある。
例えば、「悪魔のエチュード」は、10aと10c。後者が10cである。(登った感じでは、10aではカライ?)
また、「任侠道」は、12dと13a。
これって具合悪くない?(統一してくれ〜)

『火の鳥』(たきやん) 『おいしいよー』(道旗さん)
*この写真は、現地で知り合ったI尾さんに、撮影していただいた。(感謝!)
*I尾さんのパートナー・ちえちゃんにも、親切にしてもらった。(感謝!!)


PS
京都のこいさんとATC−yamaさんが「サーキットブレーカー」(13b)をRPされた。
すばらしい!
私がクライミングを続け、このHPを維持しているのは、皆さんのおかげである。
モチが切れそうなのを、(皆さんのモチを分けてもらって)なんとかがんばっているのだ。
これからも、モチの高い書き込みと、RP情報、お願いします。


2004年11月17日(水曜)晴れ
ヨリコさんよりご指摘を受けた。
「Josuneと書いて、ヨスネと発音する」、と。
(Joは、ヨ/ホと発音、とのこと)
失礼しました。

以下参考文:
At that time Jesus arrived from Galilee and came to John at the Jordan to be baptized by him.
(そのとき、イエスが、ガリラヤからヨルダン川のヨハネのことろへ来られた。彼から洗礼を受けるためである。マタイ3:13)
う〜ん、ヨルダンもヨハネも“J”ではじまっている!

そう言えば、南アフリカ共和国のヨハネスブルクも“Johannesburg”だし。
(これも、洗礼者ヨハネと関係有るの?)
誰か教えて。


2004年11月14日(日曜)曇り
昨日はジムでボルダー、今日はリード練習。
しかし、最近自然の岩に行っていない。
(モチが低くて、スミマセン)
ここんとこ、ジムでお茶を濁してばかり。
(でも、ジムが一番効率良く練習できるので)
朝起きたら、昨日のボルダーが効いて、肩の周辺が痛い。
「こんな事で、今日のリード練習ができるのか?」、って思ってたら、意外と身体が動いた。
ずっと登れなかった12aを3本RPしたし。
多少疲れている方が、調子がいいのか?
う〜ん、不思議だ。
来週に向けて、気合いが入ってきたか?
(それとも、『消える前のろうそく』状態か?)

以下、一般情報。
kounoさんのHPでも触れられているが、
世界最強の女性クライマー・ジョスネさんと、そのダンナ・リカルドさんが来日されている。
(ジョスネさんは32歳。2本の9a(5.14d),6本の8c+(5.14c)を登っている
その行動が、パンプのHPで本日付けで公表されている。
(実は、kounoさんに教えてもらったのだ)
大変興味深い内容である。
特に、食生活がすごい。
豆腐とヨーグルトの生活である。
ちょっとマネができない?
やはり、トップクライマーは違う・・・う〜ん。
興味のある方はどうぞ。

http://www.pump-climbing.com/yuji_dai.html#ydinfo24

ところで、同じページにチェコのワールドカップに出場している小林由佳ちゃんが、6位入賞、と書いてある。
すばらしい実力である。
来週末はスロベニア最終戦に出場予定らしい。


2004年11月7日(日曜)
パンプに行くと安全対策が講じてあった。
マットが切り取られて、縁が後ろにさがっていた。
先日、上から人落ちてきて、頭を打ったと書いたが、そのせいか?
(よかった、よかった・・・何が?)

さて、クライミングに事故はつきもの。
本来、登らなくて良い、高いところにムリに登っているのだから。
他者によって強制されて登っている人はいないだろう。
楽しいから、面白いから、個人的に登っているのである。
(もちろんルールは有るけど)
7月1日に、『グリグリとフライヤー』について書いたけど、
「free fan」#46でも取りあげられている。
kounoさんもHPで書かれているが、関係者を集めて特集を組んでいるのはさすがである。
(よく集めたものだ)
読んでいて感じたのは、メーカーの思惑と、クライマーの考えとの、食い違いがあること。
メーカーは、「クライマーのミスユース」としてかたづけたい。
クライマーは、「グリグリとロープが悪い」、と思っている?
原因は、完全には解明されていないし、不明瞭な部分もある。
すべての事故が報告されている訳ではないし。
メーカーには、もっと原因を追及していただきたいが、
クライマーもクライミングが本来持っている危険を再認識したい。
(これは実は、自分自身に言っているのである)
クライミングを始めた頃はもっと、慎重だったし、緊張していた。
(登るときも、ビレイの時も)
今は、かなりクライミングが日常化して、リラックスしすぎの時もある。(私の場合、である)
先日、指摘を受けたのだが、ロープを繰り出す時、左手がロープから離れている時があった。
瞬間に、あらゆる事が危険に結びつく可能性があるので、反省したしだいである。

【確認事項】
ビレイディバイスから手を放さない。
グリグリでも放さない。
ビレイヤーはクライマーの命を預かっている。


004年10月31(日曜)曇り
風の便りに聞いた。
「飯田氏が『サーキットブレーカー』(13b)をRPした!」、と。
別件で本人からメールをいただいた折りに、RPのコメントをお願いした。
早速「コメント」を頂いたので、皆さんも読んで下さい。
モチの高まること、請け合い!
(私も読んでいてエキサイトした)
実のところ、私も「サーキットブレーカー」をトライしていたのである。
だから、どれだけ難しいのか、よく知っている。
(私は未だにRPしていない・・・半分あきらめムード)
このルートは、ムーブ・パワー・持久力・気合い・岩の状態・気温・・・と、3拍子も4拍子も揃わないと登れない。
仕事と家庭があって、若くないクライマーには至難の業でしょう。
それを見事にやってのけた飯田氏に、心から拍手を送りたい。
そのモチと実力に脱帽である。

PS
それにしても、先日の北村さんと言い、壮年パワー炸裂である。
皆さんガンバでしょう。
(もちろん、私も・・・)

【サーキットブレーカー奮戦記】飯田氏


004年10月30(土曜)雨
日曜日が法事の為、土曜日のみジムで練習。
久しぶりに、小川君に会った。
昨年の椿岩以来。
普段全然登っていないし、1年ぶりのクライミングというのに、11をOS。
潜在能力がよっぱど高いのか?
日本で一番登れる「ケーキ職人」健在。
(毎日ケーキを食べているのに、どうして太らないのだ?)
ナゾは深まるばかりだ。


004年10月26(火曜)雨
国体の結果が気になる。
クライミング仲間が何人か参加しているので。
【成年男子】
(1)千葉
(2)埼玉
(3)茨城
【成年女子】
(1)埼玉(予選、決勝共に、ダントツに強かったようだ)
(2)福岡
(3)千葉

詳細はこちらへ→国体山岳部門結果
ちなみに気になる関西勢であるが、成年男子は京都17位、大阪21位、成年女子は、京都11位でした。
残念。

PS
国体中に地震があった為、新潟の選手は急遽帰宅したらしい。
国体始まって以来か?
未だに余震が続いており、心配される。
私も約10年前の阪神大震災を思い出した。


004年10月23〜24(土曜〜日曜)晴れ
【備中ツアー】(白滝&ニューエリ)

天気に恵まれた今回のツアー。
しかし、成果なし。(まっ、いいか?)
詳細は下記のとおり。

23日(土曜)晴れ
【白滝(芳井)の岩場】

すばらしいエリアである。
『学力石』ほどカブリはないが、スケールは凌駕する。
高さは約30m。(60mロープ必要)
すっきりした、きれいな壁で、コルネも発達している。
このエリアの開拓は古い。(その割に知られていないけど)
初期開拓は、備中古参クライマーによって開拓された。
その後(約2年前頃から)、終了点をさらに上にあげて、ボルトの位置も整備される。
(ボルトも目立たないように、壁の色にペイントされているし)
その活動の中心となったのが、島根の阪井さんと仲間の方々である。
その成果もあって、すばらしいルートの数々となってリニューアルした。

【ルート説明】
★「クラッシャー亮」 (5.12b)、(いちばん右奥ルート・・・でもさらに右に苔の生えたプロジェクトがあるので注意)
★「チラベルト」 (5.12b)、(クラッシャー亮と出だし部分を共有)
★「ムーヴ13」 (5.12c)、(ボルダームーブが出てくるらしい)
★「ファンタジスタ」 (5.12d/13a)、(アンダーフレークのルート、この左に、さらにプロジェクト有り)

今回は12bの「クラシャー亮」(ネーミングは阪井氏がクライマー・横飛亮氏にちなんでつけた)をトライした。
・・・残念ながら、登れなかった。
「シミダシで状態がよくなかったから」、と言い訳をしておく。(状態よくても、登れてないって?)
コルネはシミダシで真っ黒、わしづかみムーブをすると手をつたって、肘まで垂れてくる。
足を置くと、ソールも濡れる。(まいった!)
それにもかかわらず、面白いルートであった。
おそらく、備中屈指の名作ルートと思われる。
ちなみに、これに比肩する好ルートは−
★「もう秋だ」12c
★「美しくカンテ」12c
★「水の泡」12b/c
★「吹屋の娘」12c
・・・こんなとこかな?(グレードは筆者の体感グレード)

【注意】
このエリアを訪問するときは、一番下の道路沿いの駐車スペースに駐車すること。
まちがっても、エリア横まで車で乗り付けないように。
なお、ネーミングの由来等については、阪井氏から直接聞いた。
(翌日、ニューエリでお会いしたので)
もし上記に関して、誤りがあれば、筆者の責任である。
誤りがあれば、御一報下さい。


24日(日曜)晴れ
【ニューエリア】

台風の影響か、アプローチは(まるで)沢登り。
でも、壁の状態はよい。(さすが!)
「ロマンチックまむし街道」(12d)をトライした。
しかし、成果なし。
と言うより、抜けられない。
難しすぎる・・・私には。
次回訪問時もトライするか、どうか迷っている。

【岩場の状態と気温】
10月も下旬となり、じっとしていると寒いくらい。
本来なら、ベストシーズンである。
しかし、今年は雨も多く、例年になく台風上陸の回数も多い。
その影響で、シミダシが終わらずに岩場の状態が悪い。
困ったものだ。
暗くなると、蚊も出てきて、まいった。

【総括】
今回は天気に恵まれ、仲間にも恵まれた【備中ツアー】であった。
メンバーは、「もう何年ぶり!」って感じで、岩本さん、道旗さん、私が集結。
(すなわち、関西おっさんトリオ)
このメンバーは集まりそうで、集まらないのだ。
(みな忙しいし、予定が合わないから)
久しぶりに、笑いの絶えないクライミングであった。
(もちろん、笑いのミナモト・岩本氏がいたから)

【おまけ】
今回、平川は選挙のせいで、宿泊不可。(ショック!)
平川から備中町に戻って、ログハウスに泊まる。
泊まって、びっくり!
OCSメンバーばかり。
S原夫妻、ヤナーン&彼女、N上君、S田君、支部長さんとその仲間のK田さん、T村さん・・・う〜ん書ききれない。
(ここはOCS備中分室か?OCS別館か?)
ところで、他のジムの方たちは、いったいどこに行ってるのでしょうか?


004年10月17(日曜)晴れ
本を紹介する。
『我々はいかに「石」にかじりついてきたか』菊地敏之(東京新聞出版局)
(サブタイトル)−日本フリークライミング小史−
(まだ、読んでいる途中だけど)面白いので紹介。
作者は、かつての『クライミングジャーナル』編集長・菊地氏である。
エピソードが盛りだくさん。
皆さんの知っている有名人が多数登場。
(けっきょく、世間が狭いってことなのね)
距離感のある文章もいい。(このあたりは、さすがプロ!)
(心理的には)自負、卑下、自虐、揶揄と忙しい。
だからといって、読みにくくはない。
屈折が、(かえって)おもしろい。

ところで、読んでいて(自分の過去を)色々思い出した。
初めて買った靴がEBだったこと。
80年代、北山公園で指の皮がボロボロになったこと。
その北山公園で名張の噂を聞いたこと。
その名張に、毎週通ったこと。(靴はフィーレ)
やがて小川山、城ヶ崎にも出かけたこと。(もちろんクラックをしに)
フェースの時代になり、「ウリウリ」「タイコ」をトライしに不動に通ったこと。
パトリック・エドランジェ、ジェリー・モファット、ロン・フォーセットが来日して話題になったこと。
城ヶ崎にもフェースの時代が訪れたこと。
靴がメガからニンジャに移行したこと。
う〜ん、色々あったねぇ・・・。
昔の記憶を整理する意味でも価値のある一冊。
資料としても値打ちがあるし、読み物としても楽しい。
オススメ。
PS(1)
多数の脚注が挿入されているが、本文と註釈の二輪状態で、より立体的。
それに、こちらの方がおもしろいくらい。
例えば−
【池田功】日本のレベルを驚くほど急激にアップさせたが、引退も驚くほど早かった。
【杉野保】筆者(菊地氏のこと)の後輩なのだが、先輩に敬語を使ったことは一度もない。
【寺島由彦】日和田の帰りに1人で缶ビールを飲んでいたという話も・・・
【宇佐美友樹】小山田大、山崎岳彦らとともに日本人としてはじめて8cの領域に踏み込んだクライマー。
  かつてこの3人でヨーロッパをまわったことがあるというが、その時どういう会話が交わされたのか、
  それ以上に会話などがあったのか、実にナゾである。

・・・どうでしょうか?
これらの人物評だけでも、書物になる値打ちがある?
ところで昔、私は宇佐美君とドイツ、イタリア、フランスで登ったことがある。
(ビレイもしてもらったし、ムーブも教えてもらった。感謝!)
人柄もよく、一緒に行動していて楽しかった記憶がある。
誤解を避けるために書いておく。
為念。

PS(2)
菊地氏は、中○穂○氏らとともに(冗談で)「三大嫌われ者クライマー」と言われているが、
私の印象では悪くない。
実は以前、城ヶ崎のバンガローで菊池氏に会って、話もしたことがある。
私が昔の『クライミングジャーナル』の記事について質問すると、丁寧に答えてくれた。
だから、(けっこう)よい印象をもっている。
PS(3)
念のために書いておくが、「クライミングジャーナル」は91年5月で『休刊』となった。
現在、入手困難。



とろこで、日曜日はOCSにてボルダー。
(いったい、OCS何週間ぶりじゃ?)
先月のコンペ課題をトライ。
しばらく来てなかったので、テープも(一部)剥がれている。
注意深く確認する。
今回の課題も、難しい。
(難しすぎて、面白くないぞ!)
まぁ、コンペ課題だから仕方ないか?
世間のレベルが高いのか?
私のレベルが低いのか?
ホールドの遠い課題が多すぎないか?
(・・・と、ぼやいてばかり・・・これって年寄りの愚痴?)
・・・でも、先日の『湯原』と、つい比較してしまう。
「『湯原』はもっと面白かったぞ」、って。
初級→中級→上級・・・段階を追ってトライできたし。
値段も安いし(えらい!)。

PS
「それなら、自分で設定しろ!」、って言わないでね。


004年10月9(土曜)〜11(月曜)雨と曇り
今回の3連休は帝釈へ行ってきた。(久しぶり!昨年6月以来)
詳細は下記のとおり。

9日(土曜)雨
台風接近の中を帝釈へ向う。
あまりに天気が悪いので、湯原の人工壁に変更。
外には立派なリード壁。(パンプ大阪より、パネル3枚くらい高い?)
屋内にはボルダー壁。
これが、おもしろい。
よく出来ている。
先日コンペがあったらしく、その課題を順番にしていく。
結局14課題しか登れなかった。
(#13が、出来なかった。次回は#13と#16以降の課題をトライ予定)
その後、みんなで湯原温泉に行き極楽状態。
さらに、Mさんの家に泊めていただき、晩御飯もご馳走になる。(感謝!)


10日(日曜)曇り
今日は、帝釈の岩谷エリア。
アプローチが大変しんどいし、悪い。
川の中を歩かねばならない。
普通の道は私有地なので、歩けない。(注意)
苦労して到着すると、シミダシで状態がよくない。(ショック!)
とりあえず、トライ。
「初夜の床上手」11c(フォール)
ネーミングは良くないが、内容はすばらしい。(グレードもカライ?)
前回訪問時は、直上ラインをRPしたが、今回は左上ラインをトライした。
・・・しかし、失敗。(ガッカリ)
「Death Penalty」11dをトライ。
しかし、これもフォール。(再度、ガッカリ)
本日、成果なし。
(ところで、この日は【岩谷エリア】に『14クライマー』が3人集結・・・すごすぎる!)

11日(月曜)曇りのち晴れ
今日は、帝釈の第一道場。
渡渉するアプローチは「増水の為、ムリ」と聞いている。
そこで、別ルートでアプローチする。
(kounoさんのメモが、ありがたかった)
昼過ぎに、岩場に到着。
「バラクーダ」(12a)をトライするが、ムーブ解決のみ。
成果なし。(涙)

【総括】
今回は、『ボーズ』である!
「実力・練習ともに不足している」、と痛感。
冬に向けて、ガンバでしょう。
(こんな結果を発表して、皆さんの励みになるのでしょうか?)

【情報】
(1)上記に書いた、帝釈の第一道場へのアプローチメモ→『メモ』へ
(2)湯原温泉→湯原町のHP:http://ww3.tiki.ne.jp/~yubaracho/
(3)湯原の人口壁はボルダーのみ500円、リード壁併用は600円。
   使用後、ポストにお金を入れること。
(4)帝釈のバンガロー『清澤山荘』に宿泊するには予約が必要。
   以下、『ながの村』の住所&tel
   〒729-3602 広島市神石郡神石町永野2549-1
   tel:08478-6-0215
   連絡が付かない場合のみ『中村商店』へtel
   なお、『霧降山荘』は予約不要。こちらの方が安い
(5)岩谷、第一道場、共にアプローチが悪い。『第一』は体力も必要。帰路の登り返しに、ユマールが有れば便利。
   『岩谷』は水に濡れてもよいサンダルか、長靴が必要。状態により、膝くらいまでの水の中を進む。


004年10月3(日曜)曇り
今日もジムにて練習。
今日は事故があった。
グランドである。
2ピンクリップした後、3ピン目あたりでフォール。
腰から落ちたようだ。
念の為、救急車が呼ばれたが、(幸い)大事には至らなかった様子。
(でも、痛そうだったけど)
*教訓*
3ピン目までは、ビレイヤーは(特に)細心の注意を払う。
クライマーも(安全を確保してから)突っ込むように。
出だし核心のルートも多いし・・・。
出だし核心のルートは、体重が同等か、重い人がよい。
初心者の人に頼むのもよくない。
ベテランでも上手いとは限らないし。
普段上手い人でも、注意散漫な時もあるし。
ビレイヤーをころころ変えるのも薦められないし。
う〜ん・・・難しい?
【今日のお言葉】
「落ちてはいけないところでは落ちないこと」
「ビレイヤーは必ず止める、グランドさせない」
(これをクリアーすると、さらに止め方テクニック、落ち方テクニックへつづく)

ところで、そんなエラソーな事を言ってる私も事故にあった。
右上するルートでリードしていた人が、上から落ちてきたのだ。
7ピン目あたりでフォールして、(どういうワケか)6ピン目クリップしていたヌンチャクからロープが外れたらしい。
そのためロングフォールし、振られた拍子に壁から4メートルくらい離れて立っていた私に当たったのだ。
幸い、たいしたことない。
「あ〜痛かった」、で済んだ。
(気をつけているようで、私もダメですね)
*今後の対策として、「休憩時は、出来る限り壁から離れる」、と言うことで。
壁の近くを通る時も上を注意しながら通りましょう。
カブッている壁は要注意である。
皆さんお互い注意しましょう。
声も掛け合いましょう。

話は変わって 、10月になりましたねぇ。(しんみり)
1年で1番よいシーズン。
秋がベスト。
なぜなら、私は寒さに弱い。
よって、冬はダメ。
春は花粉症。
虫にも弱くて、夏も苦手。
・・・秋しか登れない?

PS
先日も書いたが、『allez』から秋の新作『ame pants』がでた。
本日購入、XS(¥8610)。
エッグプラント(薄紫色)が品薄と聞いたので、押さえておいてもらったのだ。
はいてみたけど、伸縮性がよくなっているように感じた。
冬に向けての準備・・・衣服はOKか?


004年9月28(火曜)曇り
皆さん、【掲示板】見ました?
north village氏が「ヨセミテに行ってきた」、とのこと。
ハーフドームを登攀されたのである。
レポートをHPで公開されているので、皆さん見ましょう。
『ヨセミテレポート』のURLは以下のとおり。
http://www.ne.jp/asahi/north/village/yama-climbing-report/america/halfdome/pro/pro.htm

PS(1)
ところで、(north village氏のHP全体に言えることだが、構成も含めて)文章が上手い。
簡潔にして、明瞭。
味もある。
私も(こうして書いて)他の方の文章は気になる。
けっこう人柄が出るものである。
素直なヒトは、文章も淡泊、とか。
屈折している性格のヒトは、文章がおもしろい・・・とか。
う〜ん・・・感心した。

PS(2)
north village氏も利用している、クライミングジムが「ロックオン」である。
スタッフは原田君と丸谷君。(2人とも若いのに、エライ!)
固定客も増えて、快調なようす。
URLは以下のとおり。
ROCK ON(http://www.rockongym.com/)
場所は大阪府の八尾にある。
このHPの『岩場レポート』が楽しい。
先日の【備中】では、丸谷君に世話になった。
ところで、『スタッフ紹介ページ』が無い。
ぜひ、追加作製して欲しいところ・・・。
(なお、「ロックオン」のURL、このHP【リンクページ】にも追加しておいた)

PS(3)
さらに情報。
OCSからメールが来た。
「OCSに支店ができた」、とのこと。
『大和郡山店』である。
『10月1日(金曜)オープン』
URLはこちら→CITY ROCK GYM 大和郡山店

また、スタッフも募集しているようだ。



004年9月26(日曜)曇り
本日、ジムにてリード練習。
練習には目標が必要。
目標も2種類有る。
【時間分類】
(1)直前の目標
(2)遠い先の目標
【グレード分類】
(1)身近な目標
(2)遠い最終目標
これを具体的なルートに当てはめる作業をしている。
当面の目標は、12前半を少ない回数で登ること。
秋が深まるにつれ、12後半に耐える身体にする。
年末年始までに最終調整予定。
(どうなるか?)
本日は(その前段階として)体力不足を痛感した。
・・・道は遠い。
以上、いつになく抽象的?
(具体的なエリア、ルート名、訪問時期はアタマの中で想定済みだけど)
差し障りがあるので、伏せておく。

PS
『allez』から『ame pants』の新製品が出た様子。
素材もよくなり、新しい色もでた。
なかなかよい感じ。
(冬用なので、まだ実感が湧かないけど)
『ame pants』の使用時期は11月〜4月くらい?
(夏は暑いでしょう!)
春、夏、秋タイプもほしい・・・けど。


004年9月23(木曜)
OCSで練習。
先日の3連チャンで疲れたので、ジムで軽く練習。
ここんとこ、ボルダー練習をサボっていたので、指が弱っている。
体力も落ちているし。
練習が必要なのに、OCSに行くと知りあいが多い。
特に、今日は多かったし。
(石井君に始まり、青木君まで)
「連休どうしてた?」
「どこか登った?」
「身体の調子は?」
結局、クライミング談義と世間話で半日終了。
(これでいいのか?)


004年9月18(土曜)〜20(月曜)
久しぶりに【備中】に行ってきた。
週間予報では3日間とも雨の予報。
しかし、(なんとか)天気はもった。(よかった)
今回のツアーは、汗と蚊に悩まされた。(まいった)
詳細は、下記のとおり。

【羽山】18日(土曜日)曇り
いつものアプローチは通行止め。
反対側から回り込むしかない。
こちらからも、バリケードで閉鎖され通行止めとなっているが、
バリケードを少しずらして入った。
「ずらして入ったら、必ず元に戻すように」、と工事車両の方に言われた。
皆さん、必ず元通りにしてください。
進入後の道も、台風の影響で悪い。
気をつけて、運転しよう。

さて、肝心の壁の状態だが・・・悪い。
ほとんど、シミダシで黒くなっている。
一番状態がよいのは「見苦しくカンテ」(12b/c)である。
さっそくトライする。
しか〜し、終了点にたどり着くのがやっと。
レイバック→バランスのトラバース→ボルダームーブ・・・ムズイ!
「もう秋だ」(12c)より悪く感じる。
う〜ん・・・それにしても暑い。
スローパーがヌメッて持てない。
終了点から降りると、全身汗だく。
シャワーを浴びたかのよう。
次回の宿題。

【学力石】19日(日曜日)曇り
ここは(一般に)非公開エリア。
もし(どうしても)訪問するなら、日曜日のみ
工場の私有地だから。
(日曜日は工場休みのため)
祭日でも工場は動いているので、ダメ。
正味、日曜日だけのエリアである。
車も、一番下の道路沿いに停めること。
ガードレールを越える時も、見られないように。
以上、「約束事」は多い。

でも、岩はすばらしい。
スケールは25mくらい。
どっかぶり。
主なルートは以下の4本。
「The 武道」12a(ミズッチ・OS初登)(ダイレクトは12d)
「サイコネス」13c(阪井・初登)
「備後のユージ」14a(ユージ・初登)
「あまぞわい」13a/b(阪井・初登)
簡単なルートは無い。
このエリアは杉田さんと、阪井さんによってボルトが打たれたらしい。
カブリとスケールで難度が高いエリアとなっている。
これ以外にも、左端に出だしが同じで、途中枝分かれする「エボラ」(13a)、「転移性ヒトガンウィルス」(11d?12a?)もある。
このルートの初登者は不明。(単に私が知らないだけ・・・すみません)
ご存知の方、教えてください。

さて、「The 武道」(12a)をトライした。
なんとか2撃。(うれしい!)
このルート・・・ユニークである。
コルネ→前傾コーナーオフィズス→スローパーレイバック。
大変面白い。
(オフィズス部分がしんどくて、怖いかも?)

★注意★
もし、このエリアを訪問するなら、知っている人と行くこと。
アプローチも難しい。
また、蚊も多い。
私は30箇所くらい刺された。
(ヤッケとオーバーズボンを着用していたのに・・・)

【ニューエリア】20日(月曜日)晴れのち曇り
ニューエリアの状態は良好。
端から端まで乾いている。
「美しくカンテ」(12c)のコルネも良好な様子。

さて、本日は「ロマンチックまむし街道」(12d)をトライ。
ムズイ!
これで、12dなのか?
13aでもおかしくない?
終了点直下が核心。
スローパー、タテホールドへのデットが連続する。
失敗すると、ロングフォールが待っている。
(核心部までだけでも、12bくらいある?)
3日目最後の日に、このルートは厳しすぎる。
疲れた。
これも、次回の宿題。

【総括】
今回は、ガッキーとyorikoさんに世話になった。
『学力石』に案内してもらったし。
スペインのお土産ももらったし。
感謝!


004年9月15(水曜)
先日の日曜日、噂を聞いた。
「飯田さん快進撃、絶好調!」、と。
(噂の元は、北村さん?)
「先日、鳳来でネコシャク登ったらしいで・・・」
「クライミングショーもRPしたらしい・・・」等である。

そんなおりに、飯田さんからメールをいただいた。
RPの感想が書かれていたので、(本人、了解のもと)転載させて頂きます。
以下、転載。

猫も杓子も』12c【鳳来】
3年前にトライ。
ムーブも固め,さあRPという時に,寒い寒い秋が到来。
10月初旬と言うのに,手がかじかんで動かない。
ホールドを持つ手が痛い。
トライする前には,10分ほどのジョギングをしてから。
でも寒さには勝てなかった。
次の週も寒波。結局あきらめる。
次の年は,トライせず。
そして今年,7月より7日間約20トライで,8月11日にRPした。
正直言って,8月にRP出来るとは思っていなかった。
8月の鳳来は条件が悪い。
ワンテン地獄に陥ることなくRP出来たことは,幸せである。

That クライミングショウ』12c【鳳来】
5日間でRP。
予定より早かった。
ワンテンにも入っていなかったのに,突然変異が起こった。
膝ロックが苦手なのに,その時だけしっかりきいた。
重力に逆らいながらのこんしんクライミング。
充実した一本だった。




以上、転載おわり。
如何ですか?
モチが高まったでしょうか?
我々もがんばりましょう!

さらに、ありがたいことに『オススメルート』のレポートもいただいた。
こちらも、ぜひお読み下さい。


→飯田さんの『お薦めルート』のページ



004年9月12(日曜)晴れ
岩場やジムで多くのクライマーに会う。
相手の年齢が(けっこう)気になる。
自分より年上か?、年下か?
聞ける範囲で、年齢や干支を聞いている。
皆さんはどうでしょうか?
気になりませんか?

今日(日曜日)、例によってジムで世間話をしていた。
「クライマー年齢(干支)早見表を作製したい」、と私が発言。
しか〜し、その場にいた女性クライマーからブーイング、即却下。
・・・このHPに掲載する夢は(はかなく)潰えた。
面白い企画だったんだけど。

年長の方が難度の高いルートをトライしているのを見ると、励みになる。
(年上の方は少なくなってきたけど)
同年齢のクライマーでも、がんばっている方は多い。
(引退した方も多いけど)
ちなみに、私は酉年である。
同じ酉年クライマーは(身近な例では)道旗さん。
(岩本さん、村上さんは、ひとつ下)
有名クライマーだと、南裏さん、アッコさんが酉年(と思う)。
1周り〜2周り下のクライマーは、多いでしょう(多分)。
(3周り下のクライマーもいるかも?)
うれしいような、悲しいような。


PS
土曜日にOCSに行くと、奥壁と2階部分が完成していた。
2階は更衣室と荷物置き場。
トイレもある。
荷物置き場のスペースが増えたので、便利になった。
今まで、クライマーが多いと、荷物の置き場所に困ったから。
奥壁へのトンネルも2つになった。
トンネル部分に照明もできたので、明るくなった。
気分一新で登れた。


004年9月5(日曜)曇り後雨(夜7時頃に地震)
今週は柏木に行くつもりだったけど、都合で中止。
日曜日にジムで練習。
(モチはイマイチだけれど、1週間に1度の練習は続けている・・・少ない?)
さて、秋の岩場に備えて、(ジムで)岩場の情報を集めてみた。
『備中』は【長屋坂】と【ニューエリ】は大丈夫らしい。
【権現】は左側の状態が良くないらしい。(『下には下がおる』の方)
【羽山】の状態はイマイチらしい。(土砂崩れでアプローチも困難らしい)
『帝釈』は増水で徒渉がキビシイ、とのこと。
(別ルートから下るしかないか?)
もし、備中・帝釈に行った方がおられたら、メールか掲示板にて、ご連絡下さい。

ところで、「中貝夫妻がヨーロッパに旅立った」、と聞いた。
「9月5日のチケットを押さえた」、と聞いていたし。
今回のツアーは重要。
なぜなら、中貝君は8cRPを目標にし、
ホッシーは8b+を目指しているから。
日本人女性で8b+をRPした人はいない(と思う)。
8bでさえ、2人くらいのはず。
(ホッシーは日本でも海外でも8bのグレードをRPしている)
もっと、「ロクスノ」等で取りあげても良いはずだけど、関東中心主義だしね。
(ちなみに、O君の奥さんのKa**さんも日本屈指の実力があるのに、あまり知られていない)
本人も露出したくないみたいだし。
ちょっと、もったいない気もする。
まぁ、それはともかくとして、2人の成果を期待したい。
(もし、コメントをいただけたら、このHPに掲載予定)
さて、どうでしょうか?

PS
「ロクスノ」最新号発売中。
DVD発売と連動して、日本の「名作ルート」をユージが解説。
『棲龍門』なんて図解入りである!
(ちょっと、やりすぎ?)


004年8月26(日曜)曇り
来週は(もう)9月。
トレーニング期間が終了して、『収穫の秋』がやってくる。
それなのに、身体はイマイチ。
指も痛いし。
・・・と、なさけない書き出し、スミマセン。
しかし、ジムでトレーニングしていてもすぐ疲れる。

そこで今回は、『疲労−分析と対策』。
【疲労段階表】
(1)クライミングに疲れる。(初期段階)
(2)生活に疲れる。(第二段階)
(3)人生に疲れる。(最終段階)
【傾向と対策】
(1)に対しては、栄養のあるものを摂ってぐっすり寝る。アイシングも忘れずに。
(2)気分転換とリフレッシュ。買いもの、カラオケ、飲みに行く等で解決。ただし、ギャンブルと女はタブー。戻ってこれなくなるから。
(3)は最終段階なので要注意。クライミングをやめるか、(逆ギレで仕事を辞めて)海外長期ツアーに行くか?

いずれにせよ、疲れるのは頑張りすぎている証拠。
理想と現実のギャップに疲れるのである。
幸福は満足に左右されるし。
努力家の方ほど穴に落ちる。
努力しない、なさけない『私』も(意外と)楽しいかも?
(クセになってもいけないが)
「努力神話は偏差値社会の幻想」と嘯こう。

PS
書くことがないので、だんだんクライミングの本質から離れている。
次回は改心したい。
読んでる本(「グロテスク」桐野夏生)の影響かもしれない。
感想は【文化・読書編】で。


004年8月22(日曜)曇り時々晴れ
この夏は、モチのない状態が続いている。
この調子では、今年の秋〜冬の収穫はキビシイ。
ちなみに、昨年の収穫は・・・
 『竜哭』(12+)備中2003・9・28
 『水の泡』(12a/b)備中2003・11・23
 『もう秋だ』(12c)備中2003・11・24
・・・こんなところである。
う〜ん、今年は(さらに)苦しいかも。

クライミングに必要なもの。
(1)精神力
(2)技術力
(3)体力
格闘技で言うところの、『心・技・体』だけど、
具体的に言い換えれば・・・
(1)指先の強さ、肩〜前腕の強さ
(2)身体張力
(3)持久力
(4)バランス
(5)気力(モチ)

いずれも低下の一途だが、(特に)指がいけない。
細かいホールドが持てない割に、すぐ痛くなる。
痛みも1週間は続く。
若い人が、毎日ジムでトレーニングしているが、信じられない。
(指も痛いし、モチも残業と反比例)
しかし、何とか(この)悪循環を断ち切りたい。

ところで、OCSのできた当初から、かなりメンバーが替わった。
姫島の頃と比べれば、さらに異なる。
だいたい、3年〜5年で入れ替わっている。
逆に言えば、それを乗り切った人は、長く続いている。
就職・結婚・子ども・・・が転機か?
(昔と変わらないのは、岩本さんくらいか?)
長ければ良いわけではないが、(でも)エライ!
(会うとホッとする)

さて、クライミングとは関係ないが、モチを高める話を2つ。
DVD「エトワール」を観た。
パリ・オペラ座の舞台裏ドキュメント映像である。
それをインタビューと練習映像で描いている。
6歳くらいから、過酷な練習と競争の日々。
ハンパじゃない。
団員も4段階ヒエラルキー。
舞台での一瞬の満足と、普段の苦しい練習。
女性・40歳、男性・45歳で引退。
急に辞めると、筋力が衰えて関節痛に悩まされる・・・。
以下は斉藤博昭氏の紹介記事。

『驚かされるのは、最大限のテクニックを発揮するためにトップ・ダンサーたちが強いられるストイックな日常。
ケガ、あるいは実力が落ちれば、密かに代役の練習を積むコール・ド・バレエ(群舞)のダンサーに取って代わられる。
また、華やかなステージとは裏腹に、舞台袖に引っ込んだ瞬間、倒れ込む彼らの姿が、バレエがいかに過酷なものかを教えてくれる。
ダンサーたちのコメントからは、バレエと私生活の葛藤や、衰える肉体とのシビアな闘い、
それでも舞台に立つことに「麻薬」のように溺れる彼らの性(さが)が表出。
選ばれた者たちも、人生のなかで最高の肉体を維持できる時間は短い。
でも、だからこそ、その一瞬に懸ける姿が美しい、と教えてくれるのだ。』


さて、クライミング界はここまで至ってない?
(メソッドさえ確立されていない?)
その意味で、これからの世界である。
(でも、なんかクライミングと似てますねぇ!)

もうひとつ別の話。
テレビで(たまたま)陸上の話を観た。

昭和3年(1928年)8月2日、第9回オリンピック・アムステルダム大会、
人見絹枝さんが女子陸上800mで日本人女性初のメダルを獲得した話。

『当時「女が太ももをさらし競争するなど、はしたない。」と言われた頃。
そんな偏見に人見は、恵まれた体格と抜群の運動神経を武器に戦いを挑む。
初めて出場するオリンピックでメダルを穫ることで、日本女子スポーツも祖国の名誉に貢献できることを示し、
世間の認識を変えようと決意したのだ。
 しかし世界記録保持者の大本命として出場した、女子100メートル準決勝で人見はまさかの敗退。
追い詰められた人見は、経験のない800メートルに突如エントリーするというぎりぎりの決断を下した。
そして運命のレースは、世界記録を上回る驚異のペースでスタートした・・・。』以上NHK・URLより

最後の人見絹枝さんの(エンディングの)言葉がよかった。
「向上、進歩するには苦しみがあります。しかし、その苦しみもいつかは実になって表れるときがあるのです。
私のモットーは唯これ一つです。『努める者は何時か恵まれる』」 

参考URL:http://www.nhk.or.jp/sonotoki/sonotoki_syokai.html#02

004年8月17(火曜)雷雨
このHPも10,000カウントを越えた!
(ありがたや、ありがたや)
純文学なんて初版3,000部くらいしか刷らないと聞くが。
そんなことを考えると、「感謝、感謝」である。

ところで、このHPを見る方は100%クライマー、と思われる。
その割に、『文化・読書編』ばかり更新してるけど。
(すみません、って感じ)
・・・実は、『クライミング編』書くことがないのだ。
・・・どこにも行ってないし。
(ジムで練習していただけ・・・それも2日間のみ)
こんなことで、秋に収穫できるのか?
練習に励みたいけど、暑いし。
モチが低い文章で失礼しました。

PS
また、変な車のステッカーを見た。
『オートローンで火の車』
皆さん、自分の経済力を把握し、
無駄な買いものを控えましょう。


2004年8月7(土曜)&8(日曜)晴れ
土曜はジムでボルダー。
先週登れなかった男子予選課題(3)がやっと登れた。
しか〜し、女子予選(2)がさっぱり・・・。
落ち込んでいると、追い打ちをかけるように、
高校生くらいの女の子があっさり登る!
う〜ん、梅田で買いものでもするか・・・。

日曜はジムでルート練習。
モチは低いけど、練習は必要だし。
なぜか、昔の受験時代を思い出す。
「スランプの時こそ、しっかり勉強しろ」って言われたのを。
(・・・私は、出来なかったけど)

さて、ジムに到着すると混んでいるし、暑い!
年少者が多い。
(国体か、ジュニアオリンピックの練習か?)
最近は、ジムのおかげで若い時からクライミングを始められる。
(昔は山岳会に入って先輩に教えを請うのが一般。むろん、ジムも無い)
うらやましい。
テレビや映画で、クライミング映像を目にする機会も増えた。
ハードルが低くなったし、興味を持つ人も増えた、って感じ。
良いことだ。
でも、教える人は(その状況に)追いついているのだろうか?
(ビレイが、キチンとできてない人が多い)
「登る」ことだけが、クライミングじゃないし。
もっと「危険」を認識して欲しいけど。
(これって、ほとんど年寄りの愚痴か?)

PS
新しいDVD「平山ユージの世界〜日本の岩場を登る」(¥3,500)を購入。
内容は濃い。
岩場は、小川山、城ヶ崎、二子、有笠、備中、鳳来、城山。
備中は「燃えない岡山県民」「棲龍門」
鳳来は「卒業」「猫も杓子も」「ガンジャ」
城山は「Over Drive」「リキッドフィンガー」「ロジカルプログレッション」
・・・ってな感じ。
堪能できる。


2004年8月1(日曜)曇り
大阪に台風接近したものの、直撃はなかったようです。
(でも、風は強かった。雨も時々降った)
皆さん今週末はどうされましたか?
私は、(相変わらず)モチなしです。
しかし、家に引きこもって、本とDVDに浸っていたら、
(マジで)オタクおやじになってしまう。(冗談にならない)
そこで、OCSでボルダー練習。
OCSは約1ヶ月ぶり。(年会員なのに・・・元とらんかい!)

先日のコンペ課題をトライ。
(以下、地域限定ローカル話題ですみません)

【女子予選ルート】(赤テープ)
課題(1)垂壁・・・これは1撃。
課題(2)登れなかった。出だしのカチからタテ(ピンチ)ホールドができない。実力不足露呈。(涙)
課題(3)3〜4回かかった。左手スローパーから次の斜めホールドが遠い。

【女子決勝ルート】(黒テープ)
課題(1)3〜4回かかった。右手アンダーを取るのが難しい。その手前も遠い。
課題(2)3回かかった。ルーフでのフックとマッチングから遠いホールドを取るのが核心。

【男子予選ルート】(黄色テープ)
課題(1)垂壁課題。4回かかった。終了点を取りにいくクロスが遠い。出だしのスローパーも悪い。
課題(2)これも4回かかった。トンネルの出だしが核心。(ともさんにムーブを教えてもらった)
課題(3)垂壁トラバースからルーフ越え。何度もトライしたが、登れなかった。終了点マッチングしようとして落ちたのが、最高到達点。(悲)

以上、解説終わり。
(【男子決勝課題】には到達せず)
結局、女子予選(2)と男子予選(3)が出来なかった。
コンペはオンサイト形式なので、私の成績では『およびでない』感じ。
エントリーされた皆さんはスイスイ登られたようだ。
女子もレベルが高い。
男子なんて、もってのほか。
(ローカルコンペにしてはレベル高すぎ!)
その中で、毎回出場して決勝に残られる『おっちゃんクライマー』の方がおられるが、エライ!
(大きな声では言えませんが・・・I さんです)
その方のクライミング環境は、かなり劣悪な様子。
(・・・つまりクライミングに出かける場合、『奥方の許可』が出にくいようだ)
その内容は、涙(と笑い)無しで、語れない。
(でも、その逆境こそ、モチの源かも?)
「それでも登りたいのはなぜ?」
考えさせられる・・・(シリアスすぎる?)

PS(1)
第7回ミニコンペ結果はOCSのHPで、どうぞ。

PS(2)
OCSでは奥壁を改装中。
二階部分は休憩室になる予定。
階段のみ出来ているが、いつ完成するかは未定。
スタッフの方も解らない様子。
ヒマを見つけて、ぼちぼちやってるようです。



2004年7月26(日曜)晴れ
毎日暑いですねぇ。
元気に登っていますか?

今日は人工壁で練習。
うれしい知らせがある。
グランドして、両踵を骨折していた道旗さんが復活。
本日、一緒に登った。
なんと、リードで12本トライして、12aを9本RP。
(日常生活も50%くらいだけど)とりあえず、復帰おめでとう。
これから、調子を整えていきましょう。
(あまり頑張りすぎて、家庭不和に注意)
しかし、3月の事故で、復活が早い。
(入院中のリハビリをジム代わりにしていたようだ)
腹筋は150回しても問題なくなった、とのこと。
(病院のリハビリの先生も対処に困っていたのでは?)

さて、話は変わる。
このページを御覧の方は、ある程度の経験と技術の持ち主と思われる。
初心者・初級者を指導する機会があるかもしれない。
以前、(簡単な)チェック項目表を作ったことがあるので、アップしてみた。
指導する機会があれば、御覧になって参考にして下さい。
ご意見があればどうぞ。

→【初心者指導・チェック項目】

PS
フロントページを見られた方、
(すでに)お気づきかもしれないが、
このHPに名前を付けた。
(2年たって、やっと付いた!)
『rapunzel』(ラプンツェル)である。
『グリム童話』から戴いた。
よろしく。


2004年7月20(火曜)晴れ
皆さん、この3連休いかがお過ごしでしたか?
私はどこにも行っていません。
だから、【覚書・クライミング編】書くことがない。
(【文化・読書編】ばかり更新してます)

最近、私のモチは低下している。
実は、3連休で小川山に行く予定だった。
でも、パートナーのキャンセルにより中止。
家でパソコン・読書・DVDの日々でした。
今回の教訓−
『モチの低い者どうしでツアーを企画してはいけない』


2004年7月14(水曜)晴れ

【掲示板】を見ましたか?
福原さんのHPが紹介されている。
(せいちゃん、紹介感謝!)
「さすが福原さん」、って感じで、奥の深い、渋い内容となっている。
先日から、話題になっている「グリグリとフライヤー」についても言及、記載されている。
写真入りで、親切・丁寧な解説。
このHPの掲示板を見ると、北海道でもグリグリによるビレイの失敗での
グランドフォールが発生したと、書かれている。
使用していたロープはエーデルワイスのフラッシュ(9.9o)、とのこと。
また、AXISというロープも滑りやすい、とのこと。
皆さん、注意しましょう。


2004年7月10(土曜)雨
今週末は天気がイマイチ。
人工壁でトレーニング。

ジムに体脂肪の測定器があったので計測。
結果は『10.6%』である。
今回使用タイプは体重計のように乗っかるのではなく、
両手でその器具を保持して通電する方法である。
クライマーだから(男女に関係なく)腕や上半身は脂肪無いでしょう。
皆さん、このぐらいの数値が出るのでは?
(巨乳のネエちゃんならどうか?)
どなたか実験して欲しい。
(ロクスノで特集しないか?)

以下、クライミングとは関係ないが、
(運転していて)変なステッカーを見た。
(関西特有なのか、変な車のステッカーが多い・・・ように思う)
車の後ろに、次のような記載が・・・。
『燃える本能・風俗探検隊』
・・・けっこう笑える。
さて、クライマーなら、どんなステッカーがいいだろう?
『燃える指先・アイシング実行隊』
『毛羽立つロープ・ムーブ解明高望み隊』
『ウォームアップがしつこい、高齢オヤジクライマー隊』
『ヌンチャクが掛からないとトライしない、せこいクライマー隊』
・・・全部お前のことだろう?、って。

PS
ここんとこ、重くて暗い話題だったので、
今回は軽くて明るい内容にした。
低俗すぎるって?
では次回、格調の高い文章に戻しましょう。


2004年7月8(木曜)晴れ
LA PIEDRAの掲示板を見ると、ヨリコさん無事スペインのキャンプ場に到着されたようだ。
現地で、木村夫妻や小林姉妹にも会われたみたい。
楽しそう。
天気も良いみたいだし。
休日満喫、って感じ。
一般サラリーマンには、ムリ?
なら、仕事辞めたらいいって?
う〜ん・・・それが出来ない。
老後があるから(笑)。


2004年7月4(日曜)晴れ

7/3日(土曜)は柏木。
暑い、ヌメル、汗だく、の三拍子!
じっとしている時、風が吹くと、ホッとする。
昔、人工壁がない時は、暑くても自然壁で登った。
しかし、エアコンの効いた人工壁を経験すると、
この暑さがガマンできない。
軟弱ですみません。

7/4(日曜)は人工壁でトレーニング。
昨日の疲れか、起きたときからしんどい。
それでも、朝一番に入店する。
ビレイ要員は確保済み。
メールでも確認済み。
『泊り込んでいるので、早く来ても大丈夫!』、と。
しか〜し、飲みすぎでダウンしてるし。
困ったものだ。

本日は、早い目に切りあげて、家で読書。
(結局、彼は最後まで、起きてこなかった!)

さて、話は変わる。
kounoさんが、HPを作られた。
このHPでも、いろいろ寄稿してもらっている。
『RRG・レポート』、『オススメルート』とか。
最近では、『グリグリとフライヤー』についての危険情報をいただいた。
クライミング情報だけでなく、いろいろお世話になっている。
そのkounoさんが、HPを自ら作製されたので、
今後、要チェックでしょう。
URLは以下のとおり。
http://mezase8a.exblog.jp



2004年7月1(木曜)晴れ
本日は重要なことを書く。
(と言っても、私の文章じゃないけど)
大事故につながりかねない、重要な指摘なので、
しっかり読んで下さい。
以下、kounoさんからの資料である。
【ぐりぐりとフライヤーについて】

また、上記文章を読んだ方は、他のクライマーにも知らせてあげてください。
また、グリグリで事故にあわれた方、事故になりそうになった方も、
教えてください。
このHP等で広報します。


2004年6月27(日曜)曇り時々雨
ここんとこ、天候不順ですねぇ。
予定が立たない。
困ったものだ。
昔と違って、人口壁があるから、1Wまるまる登れない、ってことがないけど。
ありがたい。

ところで、噂だけ聞いていた。
「不動で事故が有ったらしい」、と。
「死亡したらしい」、と。
講習会での生徒の事故である。
ここんとこ、不動では立て続けに事故が発生している。

疑問点がうかぶ。
(1)初心者にその練習が必要だったのか?
(2)バックアップをなぜ取らなかったのか?
(3)講習内容にチェックをいれなかったのか?
いずれ、詳細な報告が、関係者から発表されると思われる。
いましばらく、報告を待ちたい。

さて今回、懸垂中の事故と聞いているが、
(以下一般論)
懸垂と言えば、一番危険な時である。
(あと、ロアーダウンでの回収も)
なぜなら、1箇所の支点をたよりに下降するから。
その支点が外れたら、アウトである。
もっとも緊張する瞬間である。
それゆえ、アンカーはしっかり確認したい。
ボルトも抜けるときがある。
カラビナも知恵の輪のように外れる場合がある。
ハンガーも取れる場合がある。
シュリンゲも切れる場合がある。

今回は講習会という公の場での生徒の事故、ということで、
ダブルショックであった。
講習会と言えど、安心できない。

さて、初級者に教えるクライマーは多い。
それは、いいけど内容が心配。
基本は3つである。
(1)『危険・安全を認識してもらう』
クライミング技術は、やっていればイヤでも向上する。
パワーも、体力もつく。
(個体差はあるけど)
(効率の良い練習もあるけど)
それでも、時間とともに上達する。
でも、危険に対する認識は、自分で意識しないと向上しない。
初心者の時は教えてもらわないと解からないし。
最初にいい加減なことを教えられると、なかなか矯正できない。
(結び忘れ、末端のチェックは最初にクセをつけた方が良い)
(2)『モラルの認識』
モラル、心構え、気合と言った精神的なものは教えにくい。
でも、根幹。
モラルがないと、フリーの存在が危うくなる。
(3)『クライミングの楽しさ』
身体を動かす楽しさ、ムーブ解明の楽しさ、上達していく楽しさ、これらを総合して『達成感』。
また、人間関係の楽しさ、お出かけする楽しさも、副産物ではあるが味わい深い。
どれも奥深いものがある。


PS
ここんとこ、このHPの基調『当たり障りがない』が崩れっぱなし。
何とかしてくれ!
思いっきり、エラソーな内容じゃないか!
これだから、年寄りは困る。
・・・って、自分に言ってるのか?



2004年6月19(土曜)曇りのち雨

土曜日は柏木に行った。
台風が接近しているが、日中は雨が降らなかった。
なんとか登れた。

ところで、このHPのモチーフは『当たり障りがない』・・・である。
出来る限り(ネガティブで)インパクトのある内容・表現は(あえて)避けている。
だから、道旗さんの事故に関しても【覚書】に書き込まなかった。
でも、それは良くなかったかもしれない・・・。

今回、似たような事故が起こったからである。
ロワーダウンでの「すっぽ抜け」である。
私も、すぐ近くの別のルートでビレイをしていた。
だから、コメントしないほうが(かえって)不自然。

簡潔に注意点を述べておく。
(1)短いロープを使用しない。
(2)末端を結んでおく。
今回は50mロープを60mロープに切替えて使用していたようだ。
(それは良かったのだが)
ただルートが(終了点まで行くと)ぎりぎりの長さであったのだ。
さらに、ビレイポイントが一段上がったところにあった。
残念なことに、ロープ末端も結んでいなかったようだ。
(ロープバックに8の字が望ましい)

以上については、クライマー、ビレイヤー両者とも注意する必要がある。
どちらか一方が悪いとは言えない。
また、周りにいる人間も、お互い声をかけ合って、注意を呼びかけたい。
(私も今回、そのペアに注意を促していたら・・・と悔やまれる)
どのエリアでも、お互い声をかけ合おう。
注意を呼びかけあおう。



【*今後の対策として「末端ヨシ!」等の(声を出しての)点検も必要】
【*同時にハーネスへのロープ結び忘れもチェックしたい】

PS(1)
幸いなことに、大事には至らなかったようだ。
なによりである。
以下、本人のコメント。
『ヒジの骨折および裂傷がひどく縫合しましたが、幸い頭部に大きな怪我は見あたらない』、とのこと。
→コメントの掲載されている【掲示板】
気になっていたので、ほっとしている。

PS(2)
今回の事故とは(直接)関係ないが、
パートナーの自宅の電話番号等、緊急連絡先を知っておく必要がある。
出来れば、住所も。
そういう意味で、ビレイヤーをころころ変えるのは良くない。


2004年6月13(日曜)晴れ
土曜日はジムでボルダー練習。
日曜は柏木に行った。
天気が良くて気持ちがいい。
これこそ自然壁を登る快感である。

レストの時、ぼ〜と緑を見ているのがヨイ。

ところで、今回が柏木の今年度初訪問。
(いままでどうしてたのか?)
備中と芹谷に行っていたのか・・・な。
そんな訳で、成果なし。
(当り前か?)
今年中に、どこか登りたい。
できれば「サーキットブレーカー」を。
(高望みしすぎ?)
まぁ、目標は高いほうがいいでしょう。

PS
崎原君「神だのみ」RP!(3撃)


2004年6月10(木曜)曇り
皆さん、『YOUNG YOU』と言う雑誌を、ご存知ですか?
あの「ハチミツとクローバー」が連載されている雑誌である。
(まぁ・・・知るわけないか?)
「こんな内容、【文化読書編】の【覚書】に書いてくれよ」、って言わないで。
クライミングに関係有るんだから。
ここまでが前ふり。

最新号340ページに、湯原のクライミングジムが紹介されており、
漫画家がチャレンジして、それをマンガで紹介しているのだ。
しかも、インストラクターはマスモッチである!
(先日のパンプコンペで惜しくも2位)
クライミング暦約10年弱・・・でも、若い。
14aもRPしている実力者。
ムーブも美しい。
私も、備中で彼が『男の花道』(13c)をRPするのを見たが、『キレ』がいい。
ここ数年で、もっとも印象に残っているクライミングのひとつ。
約10年ぶりで、人の登りを見て心を動かされた。
それだけ『キレ』がよかったのだ!
(ちなみに、約10年前に感激したのは、usamixの登りである)

気が向いたら、本屋で立ち読みでもしてみてください。
だだし、オヤジが読む雑誌ではないので注意。
気合を入れて、手に取ってみよう。
(少し恥ずかしい?)

【備考】
私は『YOUNG YOU』を購読しているわけではない。
たまたまHPで知って、書店でチェックしただけである。
(誤解なきよう)
為念。


2004年6月6(日曜)曇り時々雨
昨日はOCSでボルダー練習。
今日はパンプでリード練習。
(しか〜し、一向に上達しないのはなぜ?)
OCSでは、先日のコンペ課題をトライ。
・・・ぜんぜん出来ない!(涙)
若者についていけないオヤジ1名である。
男子課題レベル高すぎる!
「お呼びでない」感じ。
さっぱりである。
(出来たのは1課題のみ)
(女子予選課題はどれも一撃したけど、女子決勝課題(1)が出来ない)

そんな訳で、日曜日は(場所を変え)リード練習に切替。
(1)10c(ピンク四角)OS
(2)11a(赤四角)OS
(3)11a(緑四角)OS
(4)11b(水色四角)OS
(5)11c(ピンクスラッシュ)OS
(6)11c(赤スラッシュ)OS
(7)11d(ピンク矢印)OS
(8)11d(黒ペケ)OS
(9)12a(緑スラッシュ)OS
(10)12a(オレンジ四角)失敗
(11)12a(オレンジ四角)失敗(次回宿題)
(12)11c(オレンジ)OS
・・・以上、こんな感じでした。
下のグレードから攻めていった。
一番手前の前傾壁のホールドが総入れ替えになっているので、楽しめた。
土曜の「登れない」「暗い気分」も、少し払拭。

話は変わって、「ロクスノ」最新号読みましたか?
『グレーディングを考える』のシンポジウムがすごい!
メンバーは、大ちゃん、ユージ、登喜男君、杉野さん、と錚錚たるメンバー。
考えさせられる内容。
先駆者、トップの方の苦労と責任って大変なんですね。
大ちゃんと登喜男君の意識の違いが明確にでている。
ユージや杉野さんがなだめ役になってるし。
特に、78ページの大ちゃんと登喜男君の発言にチェック。
あと、77ページの「リキッドフィンガー」「ロジカルプログレッション」についてのコメントも興味深い。
杉野さん、ユージと大ちゃんのコメントの違いもチェック!、である。
ユージは「リキッドフィンガー」をボルダーに直せば二/三段、とコメント。
大ちゃんは「リキッドフィンガー」をボルダーに直せば初段、とコメント。
・・・「う〜ん」、って感じである。
こんなに感覚に差が有るなんて。


2004年5月29(土曜)〜5月30日(日曜)曇り時々雨
今週末は雨、と十分予想された。
それでも、つっこんでしまう今回のメンバーである。(雨天決行タイプ?)
予想どおり雨であった。(でも、ひどくはない)
降ったり、やんだり。
気温は高い、じっとしていても汗が出た。
シミダシもあったし、結露もあった。
・・・でも、登るしかないでしょう。
詳細は下記のとおり。

★5月29(土曜)曇り時々雨
とりあえず【羽山】に行く。
途中、『冷蔵庫大』の落石が道路に有り。
びびりながら運転する。
到着してびっくり、シミダシで壁が真っ黒じゃ!
月曜日〜金曜日まで天気が良かったのに、「なぜ?」
岩の中の“貯水タンク”が満杯なのか?
【長屋坂】に移動。
ここは大丈夫。(一部シミダシ有り)
さっそくトライ。
(1)「黒鳥の交差点」11c★★(失敗、ボルダームーブじゃ。止まったら落ちる!)
(2)「黒鳥の交差点」11c★★(RP、よかった!けっこう悪いぞ)
【川エリア】に移動。
しみだしている。
「県民」「ビッシー」はムリ。
一番マシな「あばらの痛み」をトライ。
(3)「あばらの痛み」(12b/c)★★★(ムズイ!2カ所核心あり。できない)
(4)「あばらの痛み」(12b/c)★★★(終了点直下のムーブは解決。中間部核心はブランクのまま)
(5)「インドメタシン」(12c)★★(10年以上前にRPしたルートだが、試しにトライ・・・ボロボロ。「よく昔、登れたなぁ」)

★5月30日(日曜)曇り時々雨
例によって平川に宿泊。
さすがに人は少なかった。
ところで、朝7時過ぎのことである。
常連のTさん(女性)から、同じく平川に宿泊していた女性クライマーにメールが入る。
「ニューエリアは結露のため登れない」、と。
どうやら、朝5時頃に起きて『ニューエリア』に偵察に行かれたようである。
感服する。(感謝!モチがすごい)
そこで本日は、再び『長屋坂』へ。
(もし、結露等で登れなかったら、『湯原』に行くつもりだった)
【長屋坂】
ここの『11』はほとんど登っていない。
「今日は11を中心に登ろうかな・・・」
(1)「ミセスリエコ」10a★★(ウォームアップに最適。1撃)
(2)「スプリング」11a★★(これもgood!1撃)
(3)「ストライクバック」11b/c★★(失敗・・・なさけない?スローパーに弱い)
(4)「ストライクバック」11b/c★★(RP、2撃。すっきりしていて、ムーブも面白い)
(5)「カウントダウン」12a★★(失敗。『11』を中心に登る予定が、我慢できなくて『12』をトライ。思った以上に悪い)
(6)「カウントダウン」12a★★(RP、2撃じゃ!うれしい)
(7)「99」11c★★(1撃、フラッシュできてうれしい。見かけ以上に面白い。オススメ)
・・・というわけで、一日中楽しめた。
「このエリアの『11』は、面白い」、と判明。
まだ何本か残っているので、機会があればトライしようかな。
『12クラス』では、次のルートを勧める。
(1)「吹屋の娘」12c
(2)「女王様」12b
(3)「Morisama」12a/b
以上、3本である。

【情報】
「女王様」中間部の浮いていた岩を、杉田さんが取り除かれた。
カタカタ動いていて、危ないからである。
『マクラ大』の大きさである。(でかい!)
杉田さん曰く、「動いていると感じたら、すぐ処理すべし!」
実際、こんなのが落ちてきたら大事故になる。
最悪パターンは、『落石がビレイヤーを直撃し、クライマーもグランド』
クライミングの危険を再認識した。

【総括】
天気が悪いわりに、けっこう登った。
しかし暑かった、むしむしする。
風が吹くと、ホッとする。
さて、今回のパートナーはS君。
OCSでおなじみだが、御一緒するのは初めて。
モチが高く、影響を受けた。
感謝!

【追加覚書】
これから『水』は1リットル必要。
暑くて、のどが渇いた。


2004年5月20(木曜)
雨の日が多いので、うっとおしい。
梅雨みたいですねぇ。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は(ここんとこ)元気がない。
雨が多いのも一因だけど、体調が悪い。
風邪をひいたせいか?
疲れがたまっているせいか?
先日の日曜は、ダウンして一日寝込んでました。

・・・こんな元気のない文章は面白くない?
では、元気の出る【寄稿文】を紹介しましょう。
今年3月に【アメリカンフォーク・レポート】を寄稿して頂いた飯田氏が、
ここ数年に『RPしたルート一覧とコメント』を寄稿してくれたのである。
これを読めば元気が出ること間違いなし。
おやじクライマーにとって『福音』である。
ベテランクライマーが現役でこんなに頑張っているのである。
『私もガンバらねば・・・』、って気分。

では、【寄稿文・RP覚書】のページへ。


PS(1)
先日の【二子】も飯田氏と御一緒した。
気合いの入った登りを身近に見て感激した。
モチも高まる。

PS(2)
しかし、先日の二子は、
「関西おやじクライマー勢揃い」、ってな感じ。
(あと、岩井さんが来てくれたら完璧?)
よくこのメンバーが集まったなぁ・・・。
kouno夫妻も来られていて、一緒に登ったし。
京都や和歌山からも備中や芹谷でおなじみのクライマーが来られていて、ビレイもしてもらったし。
もう二子も、ほとんど『関西の岩場』と化していた。
地元のクライマーの人には申し訳ないくらいである。
うるさくしてすみませんでした。

PS(3)
先日、静岡の方からメールを頂いた。
「HP楽しく見ました」、と。
私のHPも全国レベルになってきたか?
ありがたいやら、うれしいやら。
(でも、カウントの99%は関西の身内と思われるが)


2004年5月9(日曜)
土曜は仕事。
日曜は、雨なので人工壁で練習。
朝一番から7時過ぎまで。
・・・疲れた。
心身共に消耗していると、心に疑問がよぎる。
3K・・・キケン・キタナイ・キツイ(4Kはクサイが加わる)と言われるクライミングだが、
「時間とお金と労力を注ぐ私は何なのか?」、と。
・・・しかし、メリットのないものに、意味を見いだすことこそ、趣味の神髄か?
その意味でクライミングは趣味の王道か?

話は変わって、先日の二子は自分のカメラで撮った写真ばかり。
トーゼン自分の写真はない・・・。
ところが、嬉しいことに同行したこいさんが、私の写真を撮ってくれていた。
下記がその写真である。
どうでしょうか?
いい感じ?

さらに二子の話をする。
「ペトルーシュカ」であるが、右に「春の祭典」もある。
この境目がわかりにくい。
右凹角に入るとレストできる。
(私はそうした・・・右に入っても不自然じゃないから)
でも「ペトルーシュカ」RP後、なんとなく引っ掛かった。
帰阪して(さらに)気になった。
右に入ってはいけなかったのか?
そこで、1989年「岩と雪」136号を調べてみた。
14ページに(そのことについて)言及されている。
以下設定者長嶋さんの文章である。

・・・同じアンカーに合流するペトルーシュカは、やはり核心が春の祭典と同じところだが、
レストポイントが少なくストレニュアスである。ペトルーシュカは右にトラヴァースして凹角に入りレストしないこと。

う〜ん・・・しっかり書いてくれてるじゃないか!
・・・来年やり直しか?
まぁ、その時の気分で。
困ったルートである。


2004年5月1(土曜)〜5月5日(水曜)

「ノースマウンテン」12a 「火の鳥」12a 「ペトルーシュカ」12b

【秩父・二子ツアー】
約10年ぶりの二子である。
(前回訪問は1991年・・・ひさしぶり〜!)
どのルートも面白い、★★★である。
遠出の価値は充分にある。
岩場はシミダシもなく、状態最高。
(地元の人曰く、「有史以来のよい状態!」)
さて、どうなることやら?
詳細は下記のとおり。

★5月1日(土曜)晴れ
移動のみ
★5月2日(日曜)晴れ
(1)「ホテル二子」(11c)★★★(OS・ガバホールド満載だけど、かぶっているのでしんどい。二子入門にどうぞ、オススメ)
(2)「ノースマウンテン」(12a)★★★(失敗・二子らしいヒザフックとコルネわしづかみで登る傑作ルート)
(3)「ノースマウンテン」(12a)★★★(RP・さっそく成果あり!うれしい)
(4)「ペトルーシュカ」(12b)★★★(失敗・これも傑作★★★ルートである)
(5)「ペトルーシュカ」(12b)★★★(失敗・明日に持ちこし)
★5月3日(月曜)晴れ
(1)「徒然草」(10c)★★(OS・ウォームアップ)
(2)「NSR」(11b)★★★(失敗・これはムズイ!内容濃いフェースルート。ほんとに11b?)
(3)「ペトルーシュカ」(12b)★★★(失敗・昨日のつづき。ムーブは解明したが終了点直下がムズイ)
(4)「ペトルーシュカ」(12b)★★★(失敗・どうしてじゃ!)
(5)「ペトルーシュカ」(12b)★★★(失敗・だめじゃ!)
(6)「ペトルーシュカ」(12b)★★★(RP・やっと成功、うれしい)
★5月4日(火曜)曇り〜雨
(1)「ババージュ」(12d)★★★(失敗・私の実力を超えている。とりあえずテンションで終了点まで抜けて、即ヌンチャク回収)
(2)「SVP」(12b)★★★(失敗・これは面白い、腕が芯からパンプする)
(3)「SVP」(12b)★★★(失敗・ランナウトして落ちるとビレイヤー持ち上がる。ビレイヤー頭を打たないように)
(4)「SVP」(12b)★★★(失敗・核心ムーブが終わってもつらい、ランナウトも恐怖)
★5月5日(水曜)雨
(1)「SVP」(12b)★★★(失敗・雨の為コルネはい上がり部分が濡れているのでトライ中止)
(2)「火の鳥」(12a)★★★(失敗・「SVP」から急遽ルートを変更。これは雨でも大丈夫)
(3)「火の鳥」(12a)★★★(失敗・ムーブ的には『ペトルーシュカ』より複雑?)
(4)「火の鳥」(12a)★★★(最終トライ2:00pm・失敗・・・来年はサクッと登りたい。本日終了!この後帰阪)

【秩父・二子ツアー総括】
さて、今回の成果は「ノースマウンテン」(12a)と「ペトルーシュカ」(12b)のみ。
両ルートとも、約10年前にトライしてRPできなかったルートである。
(昔登れたのは「モダンラヴ」12aのみ)
その意味で、宿題を(やっと)やり遂げた感じである。
(でも、再び宿題をもらってしまったが)
今回はメンバーにも恵まれ、岩場でも宴会でも盛り上がった。
来年も、このメンバーで再度訪問し、やり残した宿題を果たしたい。
(その為には、さらなる練習+パワーアップ必要)
『持久力』『パワー』不足を痛感した今回のツアーである。(反省)

【秩父・二子アクセスメモ】
★5月1日(土曜)
4:00pm(京都・西院集合)→10:00(小淵沢IC)→141号線→299号線→(十国峠)→299号線→12:00am(道路脇で幕営)
★5月2日(日曜)
7:00起床→7:30am出発→8:15am(二子・駐車場到着)→約10分のアプローチで岩場到着
★5月5日(水曜)
2:00pm最終トライ→3:00pm(二子駐車場出発)→(ぶどう峠経由)→5:30pm(小淵沢IC)→10:15pm(京都・西院到着・解散)

★交通事情まとめ★
【高速道路】
往路:約5時間半(途中で食事)
復路:約4時間半(途中で食事)
【小淵沢ICを降りてから二子駐車場までの下道】
往路:約3時間(十国峠経由)
復路:約2時間半(ぶどう峠経由)
*ぶどう峠の方が早くて広い道
【注意】
141号線に『ぶどう峠』の看板はない。
『北相木・南相木』の看板が目印。

【服装覚書】
晴れていると暑いくらい。
Tシャツで充分。
レストの時に長袖を羽織る。
(暑いので、日陰でレスト)
最終日は雨のため寒かった。
長袖+パーカー。
ダウンも欲しいくらい。
(備中だったら、焚き火をしたかも?)
注意点としては、ひざフックを多用するので、膝丈以上のクライミングパンツが必要。
(それでも痛いけど)
「ペトルーシュカ」12b 「ペトルーシュカ」&「火の鳥」 ここから10分


2004年4月29(木曜)晴れ
【本日芹谷】
(今日もボーズ・成果なし)
快晴で気持ちがいい。
暑いくらい。
(日陰が気持ちいい)
「ラバンバ」「エスニック」でウォームアップし、
「デッドライン」をトライしたが、未だRPできず。
しかも、予感も、予兆も、前兆も感じない。
ああ・・・、こんな事でGW大丈夫か?
(まぁ・・・岩を登れるだけでも幸せか?)
消極的?

ところで、このHPも最近『なごみ系』『いやし系』になってきたか?
(これだけ、不発弾ばかりなのに、めげずにガンバッテいるから)
皆さんの、励みになれば幸いである。
(ホントは、実弾を発射したい・・・けど)


2004年4月24(土曜)&25(日曜)晴れ
GW前の、大切な時期である。
練習、練習、そして練習・・・のはずが!
『買い物』に伴う、煩雑な用事の為、日曜日はつぶれる。
昨日の土曜は(なんとか)芹谷に行って、楽しんだ。
・・・でも、成果なし。(涙)
トライしたのは、垂壁「デッドライン」なので、GWには(直接)結びつかないけど。
(GW、前傾ガバ系をトライ予定なので)
でも、『これでいいのだ』
(バカボンのパパか?)
・・・生岩でクライミングさえできたら。
(天気が良くて気持ちよかったぞ)
桜も、菜の花も、レンゲも見ることができたし。

PS
昨日、トライしていて感じたのだが、シューズが岩に『はじかれる』感覚。
(モカシムもミウラーも)
しっくりなじまない。
『体調』が悪いためか?
『登り』がヘタなせいか?
・・・『岩』の状態が悪いせいにしよう。(アハハ)


2004年4月19(月曜)
YORIKOさんからメールが来た。
「HPが完成した」、とのこと。
内容充実。
おもしろい。
写真も描画も満載。
まだまだ進化発展途上で、今後も楽しみ。

URLは下記のとおり。
表紙も不思議な雰囲気でかっこいい。
(photoshopを使用しているのか?)

http://www.piedra.jdyn.cc



2004年4月18(日曜)
先週、今週と、(諸般の事情で)人工壁にて練習。
(色々と忙しいのだ)

昨日(土曜)は、仕事。
アフター5は、クライミング仲間と『飲み会』。
帰宅したら、12時を過ぎていた。
本日(日曜)は、友人が赤ちゃんを産んだので、お祝いに行ってきた。
(私の子どもではない!為念)

ここからが本題。
夜だけでも、練習しようとOCSへ。
外壁に作野君が11代のルートを作ってくれたのでトライ。
岩場チックなルートで楽しめる。
どれも面白かった。
オススメ。
以下、具体的に紹介。
全部で5本。

(1)『オレンジ』、11a/b(24手)★★★(一番手数が多いルート。比較的オンサイトしやすい。右壁のフットホールド、チェック!)
(2)『konix』、11b(16手)★★(下部が悪く、パンプする。クリップは慎重に)
(3)『ブラック』、11b/c(15手)★★(スローパーが多く、苦労する)
(4)『イエロー』、11b/c(24手)★★★(トラバース部分で、いろいろな登り方ができて楽しい)
(5)『あずき色』、11c(22手)★★★(下部のトラバースが悪い。今のところ最難ルート。11+でも良いかも)

以上、紹介終わり。
トライする場合は、スタッフに声をかけること。
★印は(あくまでも)私の趣味。
参考程度に。
さて、どのルートも、『リード慣れしていない人にはつらい』、と思われる。
右上したり、左上したりするルートが多いので、フォールすると振られて落ちる。
無謀につっこんでケガをしないように。
でも、慎重すぎると登れないし。
ビレイヤーの腕も試される。
うまく流すように。
出だし悪いムーブも有るので、ビレイは(特に)注意。


2004年4月7(水曜)
久しぶりにOCSに行った。
コンペ課題をトライ。
3番と5番ができない。
(6番も難しかったが、なんとか登れた)
こんなことでは、ちょっと情けないか?
でも、これが実力である。

ところで、本日onixがヨーロッパに旅立った。
実力を発揮して『成果』を出すことを期待している。
昨年は、スペインで8aをRPして帰ったが、
今回は8a+(13c)をRPしてくるだろうか?
約2ヶ月後の帰国が楽しみである。
【レポート】を、このHPに掲載してもらう予定。
(onixは筆無精だから、どうだろう?)


2004年4月3(土曜)晴れ時々曇り〜4(日曜)雨のち曇り
桜の季節になりましたね。
でも、少し寒い。(ダウンが必要なくらい。ホールドはよく止まったけど)
さて、今回の目標は「時間よ止まれ」12a★★★を登ることである。
実のところ、(あまり)自信はなかった。
なぜなら、昨年3月に2回トライしたけど、ボロボロだったから。
特に最後のムーブが悪く、私の実力を超えているように感じた。
「さて、1年たった今年はどうだろうか?」
「少しは進化したのか?」、ってな感じである。
・・・結果から言うと、「時間よ止まれ」12a★★★RP成功!
さらに、「ランコロ」12b/c★★もRP!
詳細は下記のとおり。

★4月3日(土曜)晴れ時々曇り
天気が良くて気持ちがいい。
11時頃岩場到着。
岩の状態はよい。
1年ぶりの「時間よ止まれ」12a★★★である。
トライする前から気合い入りまくり!
問題の最後のムーブは、あっさり解決。
昨年は左から抜けたが、今回は右から抜けた。
最後のムーブは色々あるようだ。
私が登った方法はパワームーブである。
(ボルダーをやってる人には楽勝か?)
女性クライマーは左から登っている人が多い、と聞く。
でも、得手不得手があるから、一概には言えない。
自分にあった方法で登ると良い。
なお、最終ムーブに到達するまでも(充分)面白い。
『★★★』は十分にあり。
持久力ルートではないので、(さほど)パンプしないし。
ムーブの解明によって、(かなり)省エネで登れる。
「水の泡」「美しくカンテ」と並んで『ニューエリア』の【3大オススメルート】。
ところで、この日は1テン止まり。RPは翌日に持ち越した。

★4月4(日曜)雨のち曇り
本日は朝から雨。(大丈夫か?)
とりあえず出発する。
岩場に着いて安心、乾いている。(ホッ)
さっそくトライ開始。
(1)「時間よ止まれ」12a★★★RP!(いきなり成功、調子がよい!)
(2)「ランコロ」12b/c★★を初トライ。(ヌンチャクをセットしながらトライするが1テン。最後が難しい)
(3)「ランコロ」12b/c★★(失敗)気合い入りすぎで、ボロボロ。
(4)「ランコロ」12b/c★★RP!(ヤッター!3撃じゃ)

【総括】
2本もRPできて嬉しい。
(例によって)初日より2日目の方が調子がよい。(体がこなれてくるせいか?)
ところで、『100岩場』のグレーディングに反して、「ランコロ」より「時間よ止まれ」の方が難しく感じた。
どうしてか?
「時間よ止まれ」の方がホールドが多彩で、ムーブが解りにくいからか?
「ランコロ」の方が素直なルートのせいか?
皆さん、どうでしょうか?

PS1
【注意】
パンプトポでは「ランコロ」ボルト8本となっているが、誤り。
ヌンチャク11セット必要。(『100岩場』では、正しく11本となっている)
要注意である。

PS2
【情報】
「ランコロ」の終了点から、さらに2〜3ピン登ると「京都物集女街道」13cになる。
ちょっと見ただけだけど、『ゴミ』のようなホールドが点々とあった。
とてつもなく激しいムーブを強いられること、間違いなし!
(続登はでているのだろうか?)


2004年3月27(晴れ)
天気も良く、気持ちがいい。
本日は芹谷である。
先日(なんとか)「ミステリアス」12b/c★★★が終了したので、
今日は(いよいよ)「デッドライン」12c★★★である。
さて、どうなるか?
・・・結果から言うと、成果なし!
いつもRPばかりしてると、嫌われるし。(アハハ・・・と、強がる)

★  ★  ★

まずは、「エスニック」11b/c★★をウォームアップがてら1撃。
(いままでトライしたこと無かったのだ)
次ぎに、いよいよ「デッドライン」じゃ。
しかし、長い・充実ルートである。
ピンは全部で14本(くらい?)。
8ピン目あたりが難しい。
それと10〜11ピン目に左上するあたり。
でも、一番難しいのは出だしである!
何回もフォールして、やっとムーブ解決。
3回目の最終トライで8ピン目まではノーテンで行けたが、そこからがダメ。
こんなことでRPできるのか?
道は遠い。

★  ★  ★

「デッドライン」は、(「ミステリアス」同様)、昔(10年以上前)にトライして、
途中で投げ出したルート。
こういうのって(苦手意識もあるのか)ムズく感じる。
でも、これも試練である。
苦手を克服しないと、次のステップに進めないし。

★  ★  ★

話は変わるけど、先日onixが「お百度参り」13aに成功した。
そして28日(日曜)、「県民」を2日間、4回のトライでRP!
すばらしい。
4月7日からヨーロッパに出発、と聞いているが、
「体調バッチシでしょう!」、って感じ。
ヨーロッパでもこの調子で頑張ってほしい。

PS(1)
スハラさんも「県民」RPした、と聞いた。
おめでとう!

PS(2)
「28(日曜)はなにをしていたんだ?」、って『紐の人』に【掲示板】に書かれそうなので、
いちおう書いておく。
「1日中、家で本を読んでいた」、って。
車のヘッドライトの調子が悪いので、HONDAにも行ったけど。
せっかくHONDAに来たので、買い物もする。
以上。

『紐の人』さんへ。
「こんな感じでイイかな?」



2004年3月20(土曜)〜21(日曜)曇り
【備中ツアー】再び
春になって、今シーズン初の【備中ツアー】である。
今回は天気が心配されたが、雨も降らず2日とも登ることができた。
岩の状態もgood。
少し寒かったが、指の止まりはよかった。
今回は明確な目標があった。
『美しくカンテ』12b/c★★★を登ることである。
滅多にしないことだが、2日とも「ニューエリア」にして、不退転・背水の陣で臨んだ。(おおげさ!)
さて、どうなることか?

20日(土曜)曇り
「ニューエリア」
(1)『美しくカンテ』12b/c(失敗)
(2)『美しくカンテ』12b/c(失敗)
(3)『美しくカンテ』12b/c(失敗・・・これはマズイぞ。明日は大丈夫か?)

21日(日曜)曇り
(1)『美しくカンテ』12b/c・・・RP!(ヤッター、うれしい。朝イチRPはめずらしい。『夕方クライマー』の名前を返上!)
(2)『けもの道』12b(初トライ失敗。テンションでムーブ確認)
   (これは悪い。細かい、あまい、向きがワルイの三拍子、テンションで終了点まで抜けて、即ヌンチャク回収・・・私に向かない)
(3)『MRSA』12a(気分を変えて違うルートを初トライ・・・失敗。テンションでムーブ確認)
   (ボルト5本。ショートルートの12は要注意。これも悪いぞ。でも『けもの道』ほどではない)
(4)『MRSA』12a(靴をミウラーに変えてみる・・・さっぱりダメ。抜けることもできない)
(5)『MRSA』12a(靴をモカシムに戻して、再度ムーブ確認。慣れてる靴が一番。でも、やはりワルイ。フォール)
(6)『MRSA』12a(再度トライするも、指に元気なし。テンション!ホールドが細かい)

【総括】
今回は、目標ルート『美しくカンテ』12b/c★★★を登ることができて、うれしい。
しかし、喜びはつかの間・一瞬である。
再び、次の課題ができてしまった。
『因果はめぐる糸車』
・・・何の因果でこんな泥沼(クライミング)にハマッタのか?


2004年3月18(木曜)
《新ルート・『進行形』(13b)完成》
先日3月14(日曜)に、中貝氏がプロジェクトを登った。
備中・川エリアのプロジェクトである。
日本100岩場(27ページ)(4)「インドメタシン」と(5)「トンビに油揚げ」の間のルート。
まず、「県民」の取り付きから始まり、すぐ左に別れカンテを登り、途中からフェース部分に右上する。
この右上するところが核心らしい。(ボルダー1級〜初段)
ボルト6本のルートで、1部(新たに)打ち直した、とのこと。
ルート名は『進行形』(13b)である。
今ならチョーク痕も残っているから、トライするなら今がチャンスかも!?
しかし、かつて地元の方がさんざんトライして、誰も登れなかったルートである。
一筋縄ではいかないでしょう。
(ヒント:岩の形状を使用するらしい)
このルートの上にも岩が続いているので、「さらに上部へつなぎたい」と、中貝氏。
熱意あふれる意欲的な姿勢には頭が下がる。

ところで、同日ホッシーが『県民』をRPした。
5回のトライである。
ホッシーの実力からすれば、もっと少ない回数で登れるはず。
(登り込んでなくて、少し調子が悪かったらしい)

この川エリアは、他にも高難度ルートが目白押しである。
しかし、最近は忘れられた岩場となっている。
どうしてか?
登れる人は登ってしまい、登れない人は(さっぱり)登れないせいか?
『12』のルートしかないのも原因?
(万人受けしないエリアか?)
中貝氏曰く、『ビッシー』(12a/b)はオススメ。
「いままで、(備中で)一番面白いルートは『もう秋だ』、って言ってたけど、『ビッシー』に変える」、とのこと。
でも、タイプが全く異なるルートなので、好みも出るでしょう。

さて、よく「川エリアは辛い」、と言われるが、
中貝氏にグレードを、(以下のとおり)コメントしてもらった。
『県民』12d
『ビッシー』12b/c
『あばらの痛み』12c


2004年3月13・14(土曜・日曜)
先週の記録が抜けたが、人工壁で練習していただけ。
ネタもないので何も書かなかった。(他意は無い)
忙しかったし。

★さて、13(土曜)はOCSで練習。
(朝一番から夕方まで)
黄色テープを登って感じたが、備中の『水の泡』(12a/b)や『美しくカンテ』(12b/c)と(困難さが)同じくらいに感じる。
(筆者『美しくカンテ』は未RPだけど・・・)
皆さんどうでしょうか?
(ローカルな内容すぎて、解りませんか?)

★14(日曜)は芹谷に行ってきた。
下道307使用で6:45am出発、9:15am着、久しぶりに信楽・巨大タヌキを見た。
(約10年ぶり?に見た。帰りは高速を使ったけど)
冬の間、ずっと人工壁だったけど、今シーズン初の岩場。
幸先良く、『成果』を出したいところである。
状態はよい。(一部しみだし有り)
Tシャツでも暑いくらい。
結果から言うと、『ミステリアス』(12b/c)RP!
例によって、夕方5時過ぎ最終トライでのRP。
いつものように最後までムーブを修正した。
核心1ピン目〜2ピン目の2級くらいのボルダー。
ここをクリアーすると、あとはムーブ+持久力。
(このルートを10年以上前に作った大坪さんはえらい!)

★ところで、私の記録を見ると、夕方最終トライでのRPが多い。
どうしてじゃ?
理由を考えてみた。
(1)身体がこなれてくるから。
(2)リキみがとれてくるから。
(3)ムーブが改良・洗練されてくるから。
(4)追いつめられないと、アフターバーナーに火がつかない。
(5)夕方の涼しい状態がRPにいいから。
・・・こんなところでしょうか?
他の方はどうなんでしょうか?

★『ロクスノ』23号が発売された。
NORTH VILLAGE氏もHPに書かれているように『ミッドナイト・ライトニング』の記事がいい。
読んでいて、こちらまで気合いが入ってくる。(すばらしい)
それと山岸さんの『学術的登攀論』もいい。
内容がいいし、文章も好感が持てる。


PS(1)
書き忘れたが、暖かくなったのはいいが、虫(ブヨ)も出てきた。
虫刺されに注意。
足が腫れてかゆい。
足首までのクライミングパンツで、休憩時には靴下もはくのがヨイ。

PS(2)
駐車場横の小学校解体工事中。
なんとなくさびしい。


2004年3月3(水曜)
飯田さんからいただいていた、『アメリカン・フォーク・レポート』を掲載しました。
内容は、「短期で海外に出かけて、11〜12をRPする・・・」お手本のようなレポート。
「我々サラリーマンにも可能かも?」、って思わせる内容。
実際は、想像以上に困難。
(12aを7本トライして、ほとんど1撃か2撃!)
でも、「もしかしたら、私でも・・・」、って思えるところに夢がある。
我々も、このレポートを読んで、自分の『夢』を模索しよう。
もしかしたら、いつか『現実』になるかも。
・・・実現させてこその『夢』だから。

『アメリカン・フォーク・レポート』のページへ


話は変わるけど、『allez』から『ame pants』が届いた。
(登りやすい、デザインもgood)
・・・クライミングパンツの話である。
ダークブラウンを持っていなかったので、注文していたのだ。
(これで黒とオリーブをいれて合計3枚になった)
ギアも、ウエアも、新しいものを購入すると、すぐ使用したくなる。
これも、クライミングの楽しみである。


2004年2月28(土曜)晴れ&29(日曜)雨のち曇り
★28日(土曜)
OCSでボルダー。
中貝君のテープルートを中心に練習。
前回の女子予選ルートは(やはり)登れなかった。(ムズイ!)
決勝ルートの方がずっと登りやすい。
黄色テープはパワー続かず。
最終部分がネック。(足を入れ換えてピンチを取りにいくところ)

★29日(日曜)
パンプにてリード練習。
(1)11b(ウォームアップ)
(2)11a(ウォームアップ)
(3)12a(水色スラッシュ)失敗
(4)12a(水色スラッシュ)RP
(5)12a(赤スラッシュ)RP
(6)12a(赤矢印)RP
(7)12a(ピンク水色四角)失敗
(8)12a(ピンク水色四角)RP
(9)12a(紺スラッシュ)失敗
(10)12a(紺スラッシュ)失敗(次回宿題)
本日は10本しかトライしなかった。
(クライミング仲間と『世間話』ばかりしていたから)
でも、成果あり。
今日は、新たに4本をRPできた。
成長したから?(単に、パンプの壁に慣れてきた為?)

★ところで、他の方のビレイが気になる。
(1)ビレイヤーはクライマーから目を離さないこと。
クライマーが登っていて、何気なく下を見たとき、ビレイヤーと目が合うだけで安心する。
(「しっかり見てくれているんだな」、と)
もしその時、他の人と雑談でもされていたら、意欲激減でしょう。
(2)それと、壁から離れすぎ
(じゃまになるし、危ない)
ビレイの基本は、1本目のピンの真下に位置すること。
(あくまでも基本)
でも、クライマーが3ピン目くらいまでにフォールすると、ビレイヤーを直撃する。
(そこは、臨機応変)
立ち位置を少しずらしたらヨイ。
(3)クライマーがロープをたぐってクリップする時も慌てないこと。
詰まらせるのも良くないが、慌てすぎるとかえって詰まる。
必ずクライマーを見ながら、ロープを繰り出すこと。
慌てないためには、予想すると良い。
「あのホールド、あの位置がクリップポイントかな」、と。
「この体勢はクリップするかな」、と。
年季の入ったパートナーだと、フォールも(ある程度)予想できる。
*【追加覚書】
岩場の場合だと、ビレイヤーからクライマーが見えない場合もある。
ロープの流れ具合を見て判断し、繰り出す。
見えなくても、クライマーが登っている方向とロープは見ておくこと。
耳も澄ましておくこと。



★ビデオ/DVDマガジン『MOMENT』創刊。(DVD¥2,900)
新しい物好きの私は、即購入した。
約70分、クライミング『お宝映像』満載。
(ユージ、大ちゃん、登喜男君・・・)
ボルダー映像が中心であるが、私でも楽しめた。
(ボルダラーならもっと楽しめるでしょう)
このタイプ・映像マガジンの良いところは、登った瞬間の『生の声・映像』の臨場感にあり。
ユージが『Flat Mountain』をRPした瞬間の映像は感動である。
関東エリアの映像がほとんどだが、北山公園も登場!
登喜男君がアドレナリンスラブとアドレナリンカンテを登る映像あり。
今後、2号・3号と発売される、と思う。
「関西・備中編のビデオも編集・作製してほしい」と、お願いしておいた。
ただ、今後の問題として、(特に)ルート映像の場合、
ムーブすべてを見せてしまうのは問題でしょう。


2004年2月25
昨日はOCSコンペ。
残業で、出場できなかった。
(年度末決算+月末支払い業務+手形+オンライン入力・・・仕事目白押し)
今日8時過ぎにOCSに行くと、岩本さんに文句を言われた。
「昨日、勝負しようと待ってたのに!」
そんなこと言われても、サラリーマンは辛いのだ・・・。

さっそく女子コンペルートからトライしてみた。
ムズイ!
これはワルイぞ。
女子でエントリーしても予選落ち確実じゃ!
(気分を変えて)決勝ルートをトライする。
こちらは、まだ親しみの持てるルート設定である。
でもRPするのに、5回かかった。(なさけない?)

そんなわけで、結局男子ルートには辿り着けなかった。(次回じゃ)

ところで、コンペに出る人は、皆さんクライミングに燃えている人達ばかり。(と思うけど)
クライミングに、(相当な)時間・金・労力・思い入れetcを投入しているに違いない。
クライミングで得る高揚と酩酊の代わりに『何か』を犠牲にしていないだろうか?
『何か』を失っていないだろうか?
『何か』を捨てていないだろうか?
私でさえ、他にもすること&したいことが山積みである。
皆さんどうしているのだろうか?
働いていて、奥さんと子どもがいて、どうやって折り合いをつけているのか?
家庭や職場のシガラミ・ゴタゴタを引きずって登っているのだろう。
(クライミングの一瞬だけ『真っ白』になって・・・)

(もし)私に妻子があったとしたら、(う〜ん)即離縁・三行半でしょう。
人間の欲望で一番強いのは『すっきりしたい』、って欲望では?

*PS
 いつになくシリアス?
 過去を振り返った今日この頃です・・・。
 (そんなの無いって?)

2004年2月21&22日
昨日・今日と人工壁にて練習。
昨日はリード練習。
本日はボルダーである。
やっていて疑問がわく。
「これで練習になっているのか?」、と。
「少しでも上達しているのか?」、と。
岩本さん曰く、「(上達は)練習時間に正比例する」
しか〜し、若者とおっちゃんでは『角度』が違う。
(X軸・Y軸での)比例直線の角度が、である。
でも、たとえ亀か、でんでん虫クラスであろうと、
「練習するしかないでしょう」、って感じ。

ところで、onixが備中から帰阪した。
主な成果RPを聞いた。
「山田のアッコちゃん」12c、「アブノーマル」13a/b、「びんぼうゆすり」13b、RPとのこと。
「四国第二国道」は1テン。
(トライしている人は多いが、「RPした」、と言う話はあまり聞かない)
やはり(相当)ムズイようだ。
でも、なかなか素晴らしい結果である。
ヨーロッパに向けて、準備が整ってきたか?

PS(1)
京都のこいさんから、『オススメルート』の原稿をいただいた。(感謝)
こいさんは、普通のサラリーマンで、良き家庭人である。(クライミング歴10年)
それでいて、その行動・内容は濃い。
自然の岩場にもあまり行けず、練習もままならないのに、である。
皆さんもぜひ一読して、参考にして下さい。

【私のオススメルート(3)】のページへ

PS(2)
飯田さんから『アメリカン・フォーク』のレポートをいただいた。
現在編集中。
皆さん、しばらくお待ち下さい。


2004年2月15日
寒さに弱いので、今月は人工壁で登っている。
ボルダーとルートの両方を(日を変えて)練習。
(ムーブも持久力も共に重要だから)

(1)まず必要なのは、指の強さ。
  (ホールドが持てないと話にならない)
(2)次ぎに、前腕の強さ。
  (引きつけ力がないと、次のホールドを取ることが出来ない)
(3)さらに、肩、腹筋、背筋である。
  (特に)タテホールドが多いルートや前傾壁では、体全体を使う。
  ムーブを起こすとき、体全体でホールドを押さえ込んだりしているはず。

私の場合、(どれも弱いが)特に3番がダメ。
中でも、腹筋が弱い。
50回ほどすると、後遺症で(仕事中に)攣ったりする。
(なさけない)
そんなわけで、この冬のテーマは基礎体力である。

ところで、S君の快進撃がすごい。
「もう秋だ」「吹屋の娘」「山田のアッコちゃん」と立てつづけに12の後半を落としている。
(この寒さでの成果、すばらしい!)
以下、私なりの分析。
もともと運動神経がすぐれていて、サッカーで心肺機能も鍛えている。
つまり、すでに『身体ができている』のである。
その身体に、最近『モチ』と『指』が追いついて、調和したのだろう。
(『三位一体』・・・『心と身体と指』のバランスがとれたのだ!)
もちろん、『奥さんの協力』も忘れてはならない。
(ナイショだが、美人である)
それが、快進撃の理由と思われる。
「他人の分析を勝手にするな!」、って?
「すみません」、って感じです。
分析が好きなもので。
「自分のことでも分析しろ」、って。
自分のことは、解らないものなんですよ。
地道に腹筋でもするかな・・・。(アハハ)
(身体のできていない私は、「地道に練習するのみ」、である)


PS
関係ないけど、ATOK17(電子辞書付き)を購入。(8,400円)
便利である。
かしこい。
校正機能も付いてるし。
欲を言うなら、類語辞典がほしい。

*そこで、ジャストシステムにメールを送信したところ、以下の解答が返ってきた。

平素は弊社製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。
また、この度はATOK17につきまして、大変貴重なご意見をお寄せいただき、
誠にありがとうございます。

現在、類語辞典の発売予定はございませんが、お寄せいただきました
ご要望は、各担当部署に伝え、今後の製品開発の参考にさせていただきます。

弊社ではお客様からいただいたご意見、ご要望をもとに、よりよい製品
づくりに励む所存でございます。今後もご意見、ご要望などを頂戴でき
ましたら、幸いでございます。

今後とも弊社並びに弊社製品をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。


*返事はすぐ返ってきた。
 さすが、えらい!

2004年2月7日
【私のオススメルート(2)】を開設。
kouno氏に寄稿していただいたのである。(感謝!)
内容、量、共にすばらしい。
さっそく、皆さんも読んでください。

【私のオススメルート(2)】のページへ


2004年1月31日〜2月1日(土曜〜日曜)晴れ
【備中ツアー】
この時期にもかかわらず、奇跡的に暖かかった。
Tシャツで登ったくらいである。(超ラッキー!)
結果は以下のとおり。

1月31日(土曜)晴れ
【長屋坂】
『吹屋の娘』(12c)★★★RPに成功!
本日4回目のトライであった。
例によって、直前まで、ムーブを変更・微調整した。
自然の岩のよい点は、探せばスタンス・ホールドが見つかって、
より理にかなった、楽なムーブが可能な点である。
(プラスチック・人口壁では、こうは行かない)
とりあえず、目標ルートが登れて嬉しい。


2月1日(日曜)晴れ
【ニューエリア】
『美しくカンテ』(12b/c)★★★(失敗)
3回トライしたが、いずれも失敗。
しかし、光が見えてきた。
3回目のトライが一番よかった。
最終ピンをクリップ後、
最後の核心6手(6手目が終了点ガバ)の内、
3手目まで到達したからである。
(4手目を取り損なって、フォールした)
次回トライは春までお預け。
3月まで、訪問するつもりは無い。
(春までムーブ、覚えているかなぁ?)

【総括】
今回は、暖かく(ホント)ありがたかった。
登っていて、背中が暑いくらい。
こんな事って、滅多に無いでしょう。
その為か、クライマーが多くて、混雑した。
【長屋坂】然り、【ニューエリア】然り。
(ただし、【権現】はツララが下がっていて誰もいなかったそうである)

【RP情報】
一緒に行ったmichiさんが『将軍様』(12d)を3撃した。(1/31)
おめでとう!
また、中貝君が『ターンパイク』(13d)、ホッシーが『びんぼうゆすり』(13b)をRP!(2/1)
おめでとう!


2004年1月28日(水曜)晴れ
本日はOCSコンペの日である。
予選、ボルダー課題が3つ。
決勝は2課題、合計5課題。
もちろん、男性用、女性用と別れている。

久しぶりに参加したが、人数が多い。
男性19人、女性9人。
しかも、レベルが高い。
メンバーがすごい!ローカルコンペの域を超えている。
(設定者、14クライマー・中貝君の影響大である)
う〜ん・・・おっちゃんがボチボチやってる間に、世間はどんどん進化してるし。
ますます、置いてけぼりである。

ちなみに、今回の結果は次のとおり。
男性1位中村君、2位登口君、3位崎原君である。
女性は、上中さんと石上さん同着1位、3位橋本さん、4位渡邊さんである。
(詳細はOCSのHPでチェックしよう)

【コメント】
onixは昨年のアタマと比較して、たくましくなった。
登りが力強く、安定感がある。
今春も海外に行くようだし、さらにパワーアップが期待できそう。
楽しみである。
2位、3位の登口君、崎原君は共に20代前半。
まだまだ、上達・発展途上。
潜在能力は『大』である。

女子1位に関しては、2人とも関西屈指の実力の持主だ。
(ホッシーは別格)
プラスチックに関しては実力伯仲である。
(岩場だと、どうだろうか?キャリアの違いが出るように思うが)
橋本さんは、冬山とか行ってるのに、フリーもうまい。
もっと、専念してもよいのでは?
渡邊さんは肩をイワしているのに、出場した。
それでも、4位はえらい。
でも、長い目で見れば、ムリをしない方が良いのでは?
(余計なお世話)

【まとめ】
人のことばかり書いたが、私は男性19人中15位であった。
(なさけない?)
でも、これが実力。
(ボルダーとルートの両方を鍛えるのは困難じゃ)
めげずに、次回も都合がつけば参加するか?
20年来のライバル・岩本さんと勝負!

PS
morinagaさんに、【私のオススメルート】を寄稿していただいた。
氏は関西老舗クライマーの1人である。
最近は岩場に出られていないようだか、
正月、【城山】でお会いした時は『overdrive』(11d)を一撃されていた。
さすがである。

*皆さんも原稿お願いします。
私の『身辺雑記』だけでは、ネタがもたないし。

2004年1月24、25日(土曜・日曜)
ジムにてトレーニング。
こう寒いと、外に出る元気がない。
ジムで練習したほうが、効率がいいし。
2月は、ジムでの練習が中心になりそう。
(1)ムーブ
(2)パワー
(3)持久力
この3つを柱に、励みたい。
(寒くて、外に行けない時こそ、練習のチャンスでしょう)
少なくとも、持久力は(現在の)1.5倍ほしいところだ。

PS
1/24(土曜)OCS年会員を更新。
¥57,000円である。
ゆえに、今月は貧乏である。


2004年1月21日(水曜)曇り時々雨
【私のオススメルート】のページを開設した。
今のところ、私と、michiさんの原稿のみ。(さびしー)
このページは皆さんの原稿で成立します。
どんどん御応募下さい。
また、時期を見計らって、こちらからメールを送り、
(強制的に)『原稿依頼』するかもしれません。
その時は、よろしくお願いします。


【私のオススメルート】のページへ


2004年1月20日(火曜)晴れ

本日、【RRG(USA)】の写真を掲載した。
kouno氏からは、20枚以上を頂いたのであるが、
HP容量の都合で、5枚に絞らせてもらった。(スミマセン)
皆さん、早速見てください。

【RRGレポート】のページへ


2004年1月19日(月曜)曇りのち晴れ
【城山レポート】をまとめた。
過去3回訪問したので、登ったルートをグレード別に、
簡単な解説をつけてみた。
【総括・城山】である。
今後訪問される際の、参考にどうぞ。

【城山レポート】のページへ


2004年1月18日(日曜)晴れ
天気が良い。
でも、近隣の岩場で(おもしろい)冬エリアはないし・・・。
そんな訳で、久しぶりにOCSに行った。
たまに来ても、登れないし。
ちょっと登ると、指が痛いし。
登らないと、上達しないし。
ボルダーとルートの両方に対応するのは難しい。(・・・おっちゃんには)


2004年1月13日
噂を聞いた・・・「ガッキーが『備後のユージ』(5.14a)をRPした」、と。
氏は『棲龍門』(13c/d)の制作者として有名であるが、
『棲龍門』(13c/d)から『林京』(13d)につなぐライン『テルセーラ』(13d)の
初登者としても、(昨年10月)このHPで紹介した。
また、最近のボルダラーの聖地・御手洗渓谷の開拓者でもある。

メールを送ってこのRPの噂を確認していたところ、
先日の連休、備中で本人に会うことができた。
再度、文章でのコメントをお願いしたところ、
本日、(早速)メールをいただいた。
新しいページを作成して、メールを転載したので、
皆さん読んでみてください。
ちなみに、初登はユージ、ガッキーは第2登である。

【GAKKEYの『備後のユージ』(5.14a)RP記録
&「Take a Chance 5.13a」を完全フリー化
のページへ

2004年1月10日(土曜)〜1月12日(月曜)
年明け早々の3連休、備中に出かけた。
どうなることか。
詳細は下記のとおり。

★1月10日(土曜)晴れ
【長屋坂】
(1)『吹屋の娘』(12c)★★★(失敗)
(2)『吹屋の娘』(12c)★★★(失敗)
(3)『吹屋の娘』(12c)★★★(失敗)
《今日の感想》
天気も良く、暑いくらい。(TシャツでOK!)
昨年、春にトライしたルートを、(久しぶりに)やってみたが、失敗ばかり。
(今後)1テンがつづきそうな予感である。
(京都のIさんに、中間部・良いムーブを教えてもらった。感謝)

★1月11日(日曜)曇り時々晴れ
【ニューエリア】
(1)『二度目の春』(11c)★★(失敗・・・ちょっとなさけない?)
(2)『二度目の春』(11c)★★(RP)
(3)『両手に鼻の下』(11c)★★(失敗)
(4)『両手に鼻の下』(11c)★★(RP・・・と、言いたいところだけど終了点と勘違いして、
  ひとつ前のヌンチャクで「テンション」と言った・・・)
(5)『親の心子知らず』(12a)★★(失敗、クリップが核心!)
《今日の感想》
『両手に鼻の下』★★は良いルートである。オススメ。パンプトポではB6本となっているが、
  8本くらい必要なので注意。
あまりトライされていないが、隠れた名作である。『二度目の春』より登りやすい(?)
私は情けないことに、終了点を間違えた。ひとつ手前ですべての核心ムーブ終了と思い
「テンション」と、言ってしまった。(あほじゃ!)
明日やり直すことにしよう。(RPは自己申請なので、キチンとしておきたい)

★1月12日(月曜)晴れ
【ニューエリア】
(1)『両手に鼻の下』(11c)★★(失敗、不用意なデットでフォール)
(2)『両手に鼻の下』(11c)★★(RP、1回目不本意な失敗なので、ロープを抜いてすぐやり直した
   −スタティックに。ダメ押しのRPである)
(3)『親の心子知らず』(12a)★★(失敗)
(4)『親の心子知らず』(12a)★★(失敗)
(5)『親の心子知らず』(12a)★★(失敗)
(6)『親の心子知らず』(12a)★★(RP、やっと成功!クリップポイントをとばして、
   ガバで腰クリップした。ランナウトするので注意)
(7)『美しくカンテ』(12b/c)★★★(失敗、暗くなるまで少し時間があるので、ワークアウトにトライ。テンションだらけ)
《今日の感想》
今回の3連休で(やっと)成果が出た。(うれしい)
『親の心子知らず』はクリップが核心なので、私はガバに辿り着くまでがまんして、腰クリップした。
「ランナウトに耐えられるか?」が鍵である。(くじけそうになるけど)

★《今回の総括》★
【備中】の12は辛い、と改めて感じた。
今回は、天候に恵まれ暖かかった。(ラッキー!)
現地で、何人かのクライミング仲間にも会えてうれしかった。

★《ルート攻略について》
さて、ルートの攻略方法は、人によって違う。
どのルートをどう攻略するかは本人の判断であり、自由だ。
私の場合、(できるだけ)地道に11や12の前半から攻めるようにしている。
しかし、簡単に登らせてくれない時も多い。
そうなると、『仕事』となり、同じルートばかりトライする事になる。
私の場合(精神力が弱いため)耐えられない。
気分転換に、違うルートをトライするようにしている。
同じエリアも、続けていかないようにしている。
皆さんは(行き詰まった時)どうされていますか?

【おまけのPS】
さて、あまり書きたくないが、パトカーに捕まった
「一旦停止をしなかったから」と、警官。
平川から権現への道に出るところと、さらに一般道に出るところの2カ所。
金7,000円罰金、2点減点である。
皆さんも、気をつけよう。(涙)


2003年12月27日(土曜)〜2004年1月3日(土曜)
1年間のクライミング総決算、【年末年始・城山ツアー】8日間である。
さて、どうなることか?
詳細は下記のとおり。

★12月27日(土曜)晴れ【1日目】
(6:00am大阪出発、1:00pm城山到着)
(1)『ストーンフリー』(10c)★★(OS、ウォームアップによい。終了点直下のホールドが、あまいので注意)
(2)『ミウラー』(11a)★★(OS、これもウォームアップ。良好)
(3)『こんにちわマコロン』(11b)★★(OS、さらにウォームアップ)
(4)『生と死の分岐点』(12b)★★★(失敗)
(5)『生と死の分岐点』(12b)★★★(RP、ヤッター!さっそく成果あり))
《今日の感想》
初日は10と11で軽く流すつもりだった。(運転で疲れているし)
しかし、岩を見ると抑制が効かない。
即レッドゾーンに突入してしまった。サガである。
(成果が出て、ヨカッタ!)

★12月28日(日曜)晴れ【2日目】
(1)『インチキキジ』(11a)★(OS、ウォームアップ。二間バンドエリアのルートだが、少しもろい)
(2)『白壁の微瑕』(12d)★★★(失敗、ムズイ!)(読み方は『はくへきのびか』?)
(3)『白壁の微瑕』(12d)★★★(RP、ヤッター!調子がいいぞ)
(4)『Child’s Play』(12b)★★(失敗、終了点のクリップが悪い)
(5)『Child’s Play』(12b)★★(RP、ヤッター!)
《今日の感想》
今日は調子がいい。2本も12をRPし、上出来である。
今回ツアー目標ルートの1つ・『白壁の微瑕』(12d)★★★を2撃したし。うれしい!

★12月29日(月曜)晴れ【3日目】
(1)『心の愛』(11b)★★(OS、ウォームアップ。出だしスラブが核心。あとは持久力)
(2)『ポコチン大魔王』(12d)★★★★(失敗)
(3)『ポコチン大魔王』(12d)★★★★(失敗。簡単に登らせてくれない)
《今日の感想》
本来、今日はレスト日である。
しかし、我慢できない。『パブロフの犬』と同じ、ヨダレ垂れ流し状態である。
今回ツアーの、もう1つの目標が『ポコチン大魔王』(12d)★★★★だ。
我慢できなくてトライしたが、(トーゼン)ムズイ!4ピン目前後が核心。
2級くらいのボルダームーブで、テンションするとできるが、1連のムーブとしてつながらない。

★12月30日(火曜)曇り【4日目】
(1)『ポコチン大魔王』(12d)★★★★(失敗)
(2)『ポコチン大魔王』(12d)★★★★(失敗)
(3)『ポコチン大魔王』(12d)★★★★(失敗)
(4)『ポコチン大魔王』(12d)★★★★(失敗)
(5)『ポコチン大魔王』(12d)★★★★(失敗)
《今日の感想》
戦略上、レストすべきである。
アタマで解かっていて、ガマン出来ない。
歯止めが利かない、『辛抱たまらん』状態である。(アホじゃ!)

★12月31日(水曜)雨【5日目】
雨なので、レスト。

★1月1日(木曜)晴れ【6日目】
(1)『ロングディスタンス』(10c)★(OS、ウォームアップ)
(2)『イエスタディ・ワンスモア』(12b)★★(失敗、ロングルートで見栄えする。内容もgood)
(3)『イエスタディ・ワンスモア』(12b)★★(RP、ヤッター!)
(4)『トゥウェルブモンキー』(12b)★★(失敗)
(5)『トゥウェルブモンキー』(12b)★★(失敗)
《今日の感想》
気分転換に違うルートに切替。
同じルートばかりだと、いやになる。
『イエスタディ・ワンスモア』(12b)★★は良いルートである。
RP出来て、よかった!

★1月2日(金曜)晴れ【7日目】
(1)『クロスロード』(10a)★(OS、ウォームアップ。ルート図『100岩場』の18番と19番は入違っている)
(2)『トゥウェルブモンキー』(12b)★★(失敗、ボロボロ)
(3)『カルカッタ』(10c)★★★(OS、ウォームアップやり直し。2ピン目遠いので、慎重に)
(4)『トゥウェルブモンキー』(12b)★★(RP、ヤッター!)
(5)『ポコチン大魔王』(12d)★★★★(失敗したが、1テン。終了点落ち!、情けない)
(6)『ポコチン大魔王』(12d)★★★★(失敗。1テン、詰めが甘い)
《今日の感想》
『トゥウェルブモンキー』(12b)★★はハイボルダーなルート。指に悪い。
なんとかRPし嬉しい。
その後、再び『ポコチン大魔王』(12d)★★★★に戻ってきた。
かなりムーブと身体がこなれてきた。1テンである。
しかし、持久力とパワー不足である。(普段の練習不足が露呈した)

★1月3日(土曜)晴れ【8日目】(最終日)
(1)『カルカッタ』(10c)★★★(ウォームアップ)
(2)『ポコチン大魔王』(12d)★★★★(失敗、1テン)
(3)『ポコチン大魔王』(12d)★★★★(失敗、1テン)
(4)『ポコチン大魔王』(12d)★★★★(失敗、1テン)
(5)『ジゴロ』(11b/c)★★(昨年OSしたルートを再度RP、ワークアウトである)
《今日の感想》
御覧のように、(なんとも)なさけない結果に終わった。
発表するのも恥ずかしい。
ムーブが解かっているのに、登れないのは(明らかに)実力不足
ムーブ・パワー・持久力の三拍子が均等に要求されるルートは私にはキツイ。
ゴマカシが利かないからである。
練習して、出直しだ。(次回は、来年か?)

★《今回の総括》★
天候にも恵まれ、楽しいクライミングツアーであった。
人間関係でも、現地で大勢の人に、お世話になった。
まず、ツアー・オリジナルメンバーの皆さんに感謝。
途中で合流された、K夫妻にもお世話になった。
壁職人MさんとOCSの常連さんにも情報を頂いたり、ヌンチャクをお借りして世話になった。
岩場で、京都のKさん・Yさんペアにお会いできてよかった。
豊中労山の皆さんにもお会いできた。
1月2日には、静岡在住のM夫妻にも会えたし、
最終日には、京都のIさん・Mさんにも会えて嬉しかった。
あと、(驚いたのは)このHPを見ているのは、「関西の身内のみ」、と思っていたのが、
「HP見てますよ」と、関東の方に声をかけていただいた事である。
この『弱小HP』を見ていただき、感謝!
では皆さん、また岩場でお会いしましょう!



【PS】
さて、以前から用意していたコラムが完成した。
チェックしてみてください。
付録 【好感度チェックリスト】
付録 【理想のパートナーを探す】

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